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丸められる「フレキシブル電池」、 三星SDIが世界に先駆けて開発

丸められる「フレキシブル電池」、 三星SDIが世界に先駆けて開発

Posted October. 15, 2014 04:34,   

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畳んだり伸ばしたりするだけでなく、丸めることもできるフレキシブル・バッテリーが開発された。

三星(サムソン)SDIは14日、ソウル江南区三成洞(カンナムク・サムソンドン)のCOEXで開かれた「インターバッテリ展示会」で、世界初のフレキシブル電池を公開した。今年初めに三星電子が発売したウエアラブル・デバイス「ギア・フィット(Gear Fit)」に採用の大容量カーブドバッテリーからさらに発展した形だ。

三星SDIが独自開発したフレキシブル構造設計技術や素材技術などが適用され、一般的な紙カップ水準の曲率の範囲内で数万回曲げたり伸ばしたりしても正常作動が可能だ。

同社は「数年以内に安全性と信頼性を高めた製品を開発する計画だ」とし、「ひいては量産化に欠かせない工程技術も確保していきたい」と述べた。

三星SDIは同展示会で、直径3.6ミリ、全長20ミリのカプセル錠剤サイズの「超小型ピン(Pin)電池」も一緒に公開した。超小型サイズのバッテリーを必要とする様々なウエアラブル・デバイスに採用される見通しだ。

同日展示場を訪れた朴商鎮(パク・サンジン)三星SDI社長は「本日公開されたフレキシブル電池と超小型ピン電池は、ウエアラブル時代の到来を早める革新的な製品だ」とし、「『モノのインターネット(IoT=Internet of Things)』・ウエアラブル時代に備えた次世代製品で、バッテリー業界をリードしていきたい」と述べた。