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パトロール中の事故で死亡した警察、国は「補償金支給の対象でない」

パトロール中の事故で死亡した警察、国は「補償金支給の対象でない」

Posted October. 04, 2014 03:16,   

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「盗難車の追撃中に負傷を負い10年以上闘病したのに、公務じゃないなんて…」

犯罪容疑車両を追いかける途中交通事故に遭い、植物状態のまま13年間生きたのち死亡した故シン・ジョンファン警査の妻・ワン某氏(51)は3日、泣き出しそうな声でこのように述べた。

広州光山(クァンジュ・クァンサン)警察署の三道(サムド)交番に勤めていたシン警査は、01年3月、検問を拒否して逃走する盗難車をパトロールカーで追いかける途中、全羅南道咸平郡月也面外峙里(チョンラナムド・ハムピョングン・ウォルヤミョン・ウェチリ)の坂道で転覆事故に遭い、意識不明の状態になった。ワン氏は夫の意識不明状態が続くと、02年9月ごろ、夫の依願免職のための書類を提出した。そして13年間、夫の介護をしていたが、シン警査は先月8日結局命を落とした。

広州光山警察署は先月、シン警査を殉職処理するため公務員年金管理公団に問い合わせたが、「遺族補償金の支給対象ではない」という返答をもらった。公務員年金法上、遺族補償金の支給は公務上の疾病・負傷により死亡したか、または負傷により3年内に死亡した場合に支給できるということだった。

同僚の警察官たちは、シン警査を遺族補償金の受給対象者として認めてほしいという嘆願書を公団に提出し、光山警察署もシン警査の殉職を認めてほしいという再審議を要請した。再審議で可決しなければ、安全行政部に異議を申し立てる予定だ。ワン氏は「夫の名誉回復のためにも、殉職として認めてもらいたい」と話した。