Go to contents

リパート駐韓米国大使の承認案、上院を通過

リパート駐韓米国大使の承認案、上院を通過

Posted September. 20, 2014 03:33,   

한국어

マーク・リパート駐韓米国大使指名者に対する承認案が18日(現地時間)、米上院本会議を通過した。リパート氏の承認案は6月、上院外交委で口頭採決で通過したが、共和党が「政治的任命」という理由で反対し、本会議の採決が遅れていた。

リパート氏は準備を終え次第、韓国に赴任する。リパート氏はオバマ大統領の核心側近で、アジア問題に精通しているという評価を受けている。国家安全保障会議(NSC)首席補佐官や国防次官補(アジア・太平洋担当)、国防長官秘書室長などを務めた。リパート氏は、駐韓大使に指名された際、日米韓3国間の協力を積極的に推進すると意欲を示した。

一方、ワシントン外交関係者の間では、共和党が当初の予想よりも早く、18日にリパート氏の承認に協力した理由の1つとして、夫人の妊娠が変数として作用したと見ている。リパート氏の夫人が妊娠5ヵ月目で、承認が11月の中間選挙後になる場合、臨月となって夫について韓国に行くことが難しいという事情が考慮されたということだ。ある外交消息筋は、「韓半島政策ラインを早く整備しなければならないのに、リパート氏が夫人と生まれてくる子どもを米国に置いた場合、業務に支障を来たす可能性があるという認識が共感を呼んだ」と伝えた。