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銀行圏の年収トップは河永求シティ銀行頭取

銀行圏の年収トップは河永求シティ銀行頭取

Posted August. 16, 2014 09:11,   

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韓国シティ銀行の河永求(ハ・ヨング)頭取が、金融持株会社の会長や銀行頭取など、銀行圏最高経営者(CEO)らの中で、今年上半期(1〜6月)、最も多くの報酬を受け取ったことが分かった。

15日、金融監督院の電子公示システムによると、シティ銀行が前日提出した半期報告書で、河頭取の1月から6月にかけての報酬は、計23億7900万ウォンだったと明らかにした。河頭取の全体報酬のうち、基本給与が2億9800万ウォンで、ボーナスや繰越支給補償金(数年間に分けて支給するインセンティブ)が20億ウォンを超えた。シティ銀行の内規によると、頭取のボーナスや繰越補償金は、基本給の最大450%まで支給できるように定めている。

シティ銀行は最近、構造調整や希望退職をめぐり、激しい労使間対立が起きており、今年上半期は388億ウォンの損失を出した。01年に韓米(ハンミ)銀行頭取を皮切りに、頭取だけで14年間を務めている河頭取は、昨年も29億ウォンの年収を受け取り、金融持株会社の会長らを抜いて、金融圏年収トップの座についた。

河頭取に続き、ハナ金融持株の金正泰(キム・ジョンテ)会長が、上半期に13億4500万ウォンを受け取って、2位にたった。続いて、新韓(シンハン)金融持株の韓東禹(ハン・ドンウ)会長(8億3200万ウォン)、新韓銀行の徐辰源(ソ・ジンウォン)頭取(7億9500万ウォン)、ハナ銀行の金宗俊(キム・ジョンジュン)頭取(7億6700万ウォン)、KB金融持株の林英鹿(イム・ヨンロク)会長(5億9400万ウォン)などの順で報酬が高かった。

これらの持株会社の会長や銀行頭取らは、公示された金額のほか、成果によって自社株をインセンティブとして受け取るため、実際の受け取り報酬はさらに多いものと見られる。

ウリ金融持株の李舜雨(イ・スンウ)会長兼ウリ銀行頭取、国民銀行の李建鎬(イ・ゴンホ)頭取、外換(ウェファン)銀行の金漢祚(キム・ハンジョ)頭取など、銀行圏のほかのCEOらは、上半期の報酬が5億ウォンを越えておらず、今回の公示対象から外された。