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北朝鮮は応援団の滞在費を負担して! 南北協議で韓国側が主張

北朝鮮は応援団の滞在費を負担して! 南北協議で韓国側が主張

Posted July. 18, 2014 03:46,   

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北朝鮮選手団と応援団の仁川(インチョン)アジア大会参加問題について話し合う南北実務協議が17日、板門店(パンムンジョム)の韓国側にある「平和の家」で開かれた。6年5ヵ月ぶりとなる南北間のスポーツ協議は、双方の意見の相違だけを確認して終わった。

仁川アジア大会組織委員会のクォン・ギョンサン事務総長が首席代表を務める韓国代表団は、今大会では国際慣例に沿った支援だけを行う方針を明確にしたという。韓国政府は、北朝鮮選手団と応援団の滞在費全額を支援した2002年の釜山(プサン)アジア大会などとは違い、今回は参加国として北朝鮮が関連費用を負担すべきだと主張したという。

政府関係者は、「今大会からは、国際慣例に従うつもりだ」と話した。北朝鮮選手団の諸経費は北朝鮮が負担し、韓国は開催国として途上国に準じた支援として、100人以下の人員に対してだけ費用を支援する。

北朝鮮が南北間の特殊性を取り上げて全額支援を要請する場合、折衝が困難な構図となっている。北朝鮮は最初に表明した14種目に150人の選手団より多くの選手を派遣する意向を、すでに非公式チャンネルを通じて韓国側に伝えているという。韓国政府関係者は、「参加国の選手団や応援団の規模は、北朝鮮自ら決める問題だ」とし、「しかし韓国としては、国際ルールに従って支援の規模を決めるだろう」と話した。

政府は、北朝鮮代表団が陸路や空路ではなく、万景峰(マンギョンボン)号など大型船舶を使って西海(ソヘ)海路で入国する場合、北朝鮮船舶の入港と運航を全面的に禁止した5・24措置と関係なく、国際規定に沿って受け入れることを決めた。