ゴジラの特別展…南米映画展…韓中合弁映画展…

今年で１８回目を迎える富川（ブチョン）国際ファンタスティック映画祭（ＰｉＦａｎ）が、１１日間の映画のフェスティバルを始めた。

１７日、京畿（キョンギ）富川市遠美区（ウォンミグ）の富川体育館で行われた開会式で、幕を開けたＰｉＦａｎは、４８ヶ国・２０１本（長編＝１２３本、短編＝８７本）の多様な映画を披露する。開幕作としては、ドイツ監督・マクシミリアン・エレンバインが演出した「ステレオ」が上映された。ギャングスタージャンルを基本柱としており、現在と過去、現実と幻想の境界を行き来する作品だ。

今年は、さまざまな企画展も観客を待っている。巨大な怪獣・ゴジラ誕生６０周年を迎えて設けられた「怪獣大百科：ゴジラの６０周年」と、アルゼンチン国立映画研究所から後援を受け、南米映画を集中的に扱った「見慣れない幻、禁じられた欲望の大陸：ラテンアメリカ」が開かれる。韓国芸術総合学校・映像院と中国北京映画学校とが０５年から、共同で短編映画制作事業を続けてきた結果物の「韓中１０年間の同行：合弁映画１０周年の作品展」に会うこともできる。

閉幕作は、０７年、「イケメン連続テロ事件」を演出したイ・グォン監督の新作、「私の恋愛の記憶」（ソン・セビョク、カン・イェウォン主演）だ。詳しい内容は、ホームページ（ｗｗｗ．ｐｉｆａｎ．ｃｏｍ）で確認できる。