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バイデン副大統領「米は引き続き韓国にベッティングする」

バイデン副大統領「米は引き続き韓国にベッティングする」

Posted December. 07, 2013 06:32,   

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朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は6日、米国のバイデン副大統領と会談を行ない、離於島(イオド)まで韓国の防空識別圏(KADIZ)を拡大することについて協議した。

朴大統領は、大統領府で開かれた会談で韓国政府の立場を説明し、バイデン副大統領は「『朴大統領の説明と韓国の努力を評価する』と述べた」と尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官が伝えた。

尹長官は、「バイデン副大統領が『評価する』という表現を使うなど、韓国の努力を評価した意味に注目してほしい。韓国が公式に発表した後、米国を含む他国の反応を見れば判断できるだろう」と述べ、周辺国との調整が事実上終わったことを示唆した。

政府は同日午後、金章洙(キム・ジャンス)国家安保室長を中心に安保政策調整会議を開き、KADIZ拡張案を最終確定した。政府は、離於島上空が除外されている済州道(チェジュド)南端のKADIZを飛行情報圏(FIR)と一致させ、日本の防空識別圏(JADIZ)に入っている馬羅島(マラド)と紅島(ホンド)付近の上空をKADIZに含めることを決めたという。政府は8日、確定した内容を発表する予定だ。

バイデン副大統領は朴大統領との会談で、韓国政府が環太平洋経済パートナー協定(TPP)への関心を表明したことを歓迎すると述べた。両国の問題である戦時作戦統制権返還の再延期と関連して、韓米連合防衛力がより一層強化される方向で推進する必要があるという点を確認し、返還の時期を再延期する道を開いた。

朴大統領は、「韓米同盟は、アジア太平洋地域の安定と繁栄に向けた核心軸(linchpin)だ」と述べ、バイデン副大統領は、「韓国は米国の最も重要な同盟国であり、米国は引き続き韓国にベッティングする(賭ける)」と述べた。そして、「オバマ大統領のアジア太平洋地域の再均衡政策は疑う余地がない。米国は行動に移さない話は絶対にしない」とアジア再均衡政策への強い意志も明らかにした