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ロンドンの街角でキムチを食べさせる「英国人の男」

ロンドンの街角でキムチを食べさせる「英国人の男」

Posted November. 25, 2013 04:08,   

한국어

「ア・ユ−・ジョーシ?『英国人の男性』ですか?」

一目で見ても、モデルのような二枚目の男が、遠くから歩いてきた。クリック件数が数十万件に上るユーチューブの人気動画の主人公・ジョーシ・カラット(24)だ。彼は、今年8月から、「英国人男性」というタイトルで、英国の食べ物や祭りなどを韓国語で紹介する動画を、ユーチューブに掲載し始めている。これらの動画が人気を集め、一気に、ユーチューブのスタートなった彼を、英ロンドンで会った。

カラットの韓国語の実力は、相当なものだった。年を尋ねると、「89年生まれです」という答えが戻ってきた。優れた容姿や流暢な韓国語の実力のためか、これまで彼が掲載したユーチューブ動画の累積クリック件数は、150万件に達している。動画を定期購読している会員も、8万人を超えている。「まだ、ミスも多く、知らない言葉も多いので、辞書を必ず引きます。ただ、うまいふりをしているだけですよ。外国人が自然に韓国語を駆使するのが不思議で、関心を寄せているような気がします」

彼は、「英国の男」と書かれたマイクを手にし、ロンドンをくまなく歩き回っている。韓国語でロンドンの有名観光地を紹介したり、カーニバル・フェスティバルの現場に足を向けたりもする。現地人にキムチを食べさせたり、韓国語を教えるなど、韓国文化をPRすることもある。「ロンドンの生々しい姿を、韓国の紹介したいと思いました。僕を通して、英国の人たちも、韓国文化に関心を持つことになればと思います」

カラットは、英ロンドンのソアース大学で韓国学を専攻した。12歳の時、中国にわたり、中高校時代を国際学校に送りながら、韓国人友人と付き合い、自然に韓国文化への関心が生まれた。大学入学後、08年、高麗(コリョ)大学に交換学生に来ることになり、本格的な韓国への愛が始まった。

掲載する動画の数が増えるほど、情熱的ファンも増えている。韓国ファンらから、住所を公開してほしいという要請を受け、彼の友人が臨時に使っている事務所の住所を公開したどころ、数日間で数十万個のプレゼントが贈られてきたという。最近は、韓国のモバイル通信会社から、広告の打診も入ってきた。彼は、「韓国から届いたプレゼントを一日も早く開いてみたいと思うが、12月に、プレゼントを公開する映像を別途撮って、ユーチューブに掲載する計画だ」と話した。

氏は今後も、動画で撮りたいものが多いという。「8月に、初動画を掲載し、予想より反応が熱く、びっくりしました。機会があれば、韓国に行って、健康ランドやカラオケ、ネットカフェなど、韓国ならではの文化を紹介したいと思います。24時間のユーチューブ放送もいつかはやってみたいですね。多くの方々が期待するほど、長く韓国や英国の文化を両国に多く紹介したいですね」