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動画のID技術、UCCの著作権問題解決策として浮上

動画のID技術、UCCの著作権問題解決策として浮上

Posted February. 01, 2008 08:07,   

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動画のID技術は、動画UCC業界の最も大きな懸案である著作権問題を解決する対策になりうるとして注目を集めてきたが、この技術の具体的な内容は今まで明らかにされてこなかった。

しかし最近、ユーチューブの関係者は同技術について、「動画のID技術は著作権保護が求められた動画UCCのすべての移動軌跡を追跡できる革新的な技術だ」と述べ、内容の一部を公開した。

動画UCCを作った著作者がユーチューブに自分の動画のUCCを登録する際、権利保護を要請すれば、該当の動画がたとえ世界のどのサイトへコピーされても、移動経路を把握し、著作者の権利を保護してくれるという。

特に同技術は、動画UCCファイル全体のうち一部だけを編集し、まるで別物のように新しいファイルを装って盗用しても、盗用事実そのものを摘発できる機能も含まれていることがわかった。

米国ユーチューブ本社のサキナ・アシワラ・インターナショナル総括責任者は、これと関連して、先月24日、東亜(トンア)日報とのインタビューで、「現在、さまざまな提携会社とテストを行っており、1次テストの結果は非常によかった」と語った。

アシワラ氏は、「動画のID技術は、我々の時代でもっとも革新的な最先端技術となるだろう」とし、「数度に渡る追加テストが完了し次第、ユーチューブに提供するつもりだ」と述べた。

ユーチューブの同技術が今後、動画UCCと関連したさまざまな著作権紛争の解決に決定的な役割を果たすことになれば、動画UCC市場でのユーチューブの影響力はさらに拡大するものと予想される。

現在、約1億5000万人の視聴者を確保しているユーチューブは、韓国を含め、世界19ヶ国でサイトを運営しているが、同サイトには1分ごとに10時間分の新しい動画のUCCが掲載されている。



imsun@donga.com