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ブッシュ政権の最後の韓半島政策チームの面々が確定

ブッシュ政権の最後の韓半島政策チームの面々が確定

Posted May. 18, 2007 03:14,   

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ブッシュ米大統領の最後の任期の20ヵ月間、韓半島政策を担当する実務グループの陣容が明らかになった。

ホワイトハウスは16日、国家情報局(DNI)東アジア担当官にポール・ヒア中央情報局(CIA)中国分析官を任命したと発表した。ヒア担当官は、ジョージワシントン大学外交史博士で、1983年から、情報機関で中国など東アジア分析業務を担当してきた。同氏は同じくCIA出身のジョシフ・ディトラーニ北朝鮮担当官と呼吸を合わせて、北朝鮮の核廃棄過程の情報分析を総括することになる。

ホワイトハウスでは、ジョージタウン大学に復帰したビクター・チャ韓国日本担当補佐官の後任に、30歳前後の女性職業外交官のケトリン・プレージャー氏が内定された。国務部の国際機関局出身で安保政策の担当経歴が長くないため、実務支援の役割に止まる可能性もある。

ケトリン氏はプルブライト財団の支援を受けて、00年から韓国の木浦(モクポ)高校で1年間英語を教えた経歴がある。02年春にはコリアソサエティー季刊誌に「ブッシュ政権の韓国への理解が足りず、反米感情を煽り立てている」という書き物を掲載したりもした。

昨年、アジア担当先任補佐官に昇進したデニス・ワイルダー氏が担当していた中国担当補佐官は、「ホワイトハウス(NSC)内部の人物で充員する」という原則が決められ、まもなく公式発表される。

米朝間の新蜜月時代を主導している国務部は人事異動がない。6カ国協議の業務はクリストファー・ヒル次官補、ソン・キム韓国課長、ユリ・キム北朝鮮チーム長などで、03年にソウルで務めた駐韓米大使館の人脈が引き続き担当する。

国防省では、戦略的な柔軟性と在韓米軍の再配備および削減問題をはじめ、韓米同盟の未来政策を総括してきたリチャード・ロリス副次官が次官補への昇進が確定された状態で、今年7月退くこととして公式的に発表された。ジョージタウン大学で今年初め、国防省に迎え入れられたジェームス・シン副次官補が内部昇進して副次官の仕事を受け持つことになる。



srkim@donga.com