Go to contents

ウリ党の「2次訪朝団」、来月平壌へ

Posted April. 23, 2007 09:29,   

한국어

盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の政務特別補佐官の李海瓚(イ・へチャン)元首相が3月初めに訪朝したのに続き、与党のヨルリン・ウリ党の金爀珪(キム・ヒョクキュ)議員を団長とする「2次訪朝団」が、5月初めに開城(ケソン)工業団地を経由して平壌(ピョンヤン)を訪問するという。

特に、今回の訪朝には、孫京植(ソン・ギョンシク)大韓商工会議所会長ら一部の経済5団体幹部や鄭大根(チョン・デグン)農協中央会会長、李源杰(イ・ウォンゴル)韓国電力公社社長、金源昌(キム・ウォンチャン)大韓石炭公社社長のほか、一部民間企業の社長が参加する案が推進されており、訪朝推進の経緯と背景に関心が集まっている。

22日、与党陣営の内部事情に詳しい複数の消息筋によると、金議員たちは李元首相の訪朝後、大統領府側との論議を経て平壌訪問を推進し、鞖基善(べ・ギソン)、李華泳(イ・ファヨン)、金鍾律(キム・ジョンリュル)議員らが同行するという。

このうち李議員は李元首相の3月の訪朝に同行した後、今月18〜21日にも再び平壌を訪れており、「5月訪朝」の具体的な日程と議題を協議したのではないかという観測を生んでいる。

ウリ党は訪朝の日程と議題が確定され次第、今回の訪朝を李元首相の訪朝に続く「2次訪朝」を党レベルので公式訪朝として発表する考えだ。

ある消息筋は、「彼らの訪朝は、6者協議合意後の南北関係、米朝関係の中で、北朝鮮特需の可能性や南北経済共同体推進の可能性などを点検するためのものだ」との見解を示しつつ、「李元首相が中国を経由して平壌入りしたのとは違って、彼らは開城工団を経由して高速道路を利用して平壌入りする案を検討しているもようだ」と述べた。

政界では、ウリ党の議員たちと経済界関係者の大々的な訪朝推進を、南北首脳会談推進と関連づける見方が少なくない。

団長である金爀珪議員は、李元首相が平壌を訪問中だった先月8日、「(今は)韓半島をめぐる国際情勢や南北関係の面で南北首脳会談を論議できる最も切実な時期であり、会談を開催できる環境や条件も成熟している」としたうえで、「(李元首相が)首脳会談の可視的な展望を出すことができなければ、韓半島内外の情勢が急変する重要な時期に、公に党の名と召命を持て訪朝する理由がない」と述べた。

このため与党陣営が、李元首相の1次訪朝→金爀珪議員らの2次訪朝→対北朝鮮経済協力拡大および平和ムードづくり→南北首脳会談発表などの順を踏んでいるのではないかという見方が出ている。



yongari@donga.com