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04〜07学年度のソウル6ヵ所の外国語高校入学生を分析

04〜07学年度のソウル6ヵ所の外国語高校入学生を分析

Posted March. 08, 2007 07:24,   

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特殊目的高校に対する学父兄の関心が高い中で、ソウル地域の6ヵ所の外国語高校(外高)に大勢の合格者を送り出している江南(カンナム)、蘆原(ノウォン)、瑞草(ソチョ)、松坡(ソンパ)、陽川(ヤンチョン)の5区所在の中学校卒業生の外高合格者が毎年増えていることが分かった。また、学校別に合格者を一番多く輩出した中学校の1〜4位がいずれも陽川区木洞(モクドン)にある学校であることが分かった。

これは東亜(トンア)日報が大元(テウォン)、大一(テイル)、明徳(ミョンドク)、ソウル、梨花(イファ)、漢栄(ハンヨン)のソウル所在の6ヵ所の外高の04〜07学年度の新入生8627人の出身中学校を分析した結果分かったものだ。

▲江南、陽川、蘆原区出身の入学生が増加〓4年間、最も多くの外高合格性を送り出した地域は蘆原区(878人)で、陽川区(676人)、江南区(629人)、松坡区(433人)、瑞草区(313人)の順だった。5地域の外高合格者の割合が38.6%を占めた。蘆原区出身の割合は、04学年度の9.5%から10.9%へ、江南区は6.1%から9.4%へ、陽川区は7.3%から8.5%へ毎年増え続けている。

今年、全体卒業生のうち、外高合格者を見れば、蘆原区=2.36%、江南区=2.11%、陽川区=1.93%、瑞草区=1.60%、松坡区=1.20%で同じく同地域が高く、江南区が蘆原区を追い越した。

京畿(キョンギ)地域の外高の人気が高くなり、ソウル地域の外高と選考日を同じ日にすることで、事実上、二重志願の機会をなくしたことによって、京畿道出身の合格生は毎年減り続けた。04学年度に27.1%(579人)の占有率を記録した京畿道出身の入学生は翌年23.4%(504人)に低下し、昨年20.5%(452人)へ大幅に減った。

外高に合格者を送り出した中学校は04学年度879校から07学年度931校に増えた。外高進学に対する関心と熱気が特定地域に限らず、全地域に広がっているものと見られる。

▲中学校別の合格者〓陽川区のウォルチョン中(137人)、シンソ中(116人)、シンモク中(104人)、モクイル中(101人)が毎年100人以上の合格者を出して1〜4位を占めた。この4校は昨年の外高入試でも強気を見せた。ウォルチョン中が43人、シンソ中が37人、シンモク中が31人、モクイル中が26人の合格生を出しており、中学校別に20人以上が地理的に近い明徳外高を選択した。

合格者最多輩出の10ヵ所の中学校は陽川区木洞=5ヵ所、京畿高陽市(コヤンシ)=4ヵ所、蘆原区=1ヵ所だ。62人を進学させたテチョン中と49人を進学させたテワン中といった江南区の学校は11、14位に止まった。

これは陽川区と蘆原区にも江南、瑞草、松坡など江南地域に劣らず学習塾が密集して、私教育の環境が良くなり、父兄らの教育熱が高いからだ。また、京畿高陽市一山区(イルサング)、城南市盆唐区(ソンナムシ・プンダング)などでソウル地域の外高進学を好んでいる現象も見せている。

江南区の場合、4年間、全体外高入学生629人のうち55%(346人)が大元外高を選択した。蘆原区の場合、878人のうち52.7%(463人)と28.4%(249人)がそれぞれソウル外高と大一外高に進学した。

江東区と松坡区は漢栄外高、陽川区と京畿高陽市一山区は明徳外高、江南・瑞草区と京畿城南市盆唐区は主に大元外高に進学することが分かった。これは外高選択で大元外高を除いては、通学のため、家から近いところを選択しているためと見られる。

▲外高の人気が高い理由〓外高の募集定員が4年間大きい変化がなかったことを勘案すれば、教育熱が高い5区の合格者は増え続けている反面、他地域は減っている。このように特定地域の外高進学熱が高いのは、優秀な生徒同士が勉強していて学業成就度が高い上、人脈を作りやすく、学習塾が発達しているため、私教育しやすい環境であるからだ。

江南区大峙洞(テチドン)、陽川区木洞、蘆原区中渓洞(チュンゲドン)の銀行十字路など、多様な学習塾が密集しており、転入者が増え続けて、近隣マンションの価格も跳ね上がっている。このため、木洞の場合、中学校の一つの学年が16、17組もあるところも多い。

さらに08学年度から外高出身者のための同一系列特別選考が実施され、大学進学に有利だという判断も働いたものと見られる。とりあえず上位クラスの大学に進んだ後、医学・法学専門大学院に進もうとしている生徒も増えている。

父兄の金ソンヨン(41、女、江南区三成洞)氏は、「医大、法大に進学できる多様な道が開かれているため、外高が絶対不利でないと思っているようだ」とし、「大元外高でなければ一般系高校の進学を薦めていた父兄が他の外高にも目を向けている」と話した。



ceric@donga.com