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検察、今週から与野政治家召喚  大統領選資金不法募金事件

検察、今週から与野政治家召喚  大統領選資金不法募金事件

Posted January. 11, 2004 23:50,   

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「大統領選挙資金不法募金」事件を捜査中の最高検察庁中央捜査部(安大煕検事長)は11日、盧武鉉(ノ・ムヒョン)候補選挙キャンプの選挙資金募金に関与したヨルリン・ウリ党の李相洙(イ・サンス)議員を近いうちに再召喚することにした。

検察は、李議員が盧候補の秘書室政務チーム長だった安煕正(アン・ヒジョン)氏などから三星(サムスン)が提供した大統領選挙資金などを受け取った経緯について調べる計画だ。

検察はまた、02年大統領選挙当時、個人と企業が提供した大統領選挙資金を個人的に流用した与野政治家10人余りも早ければ今週から召喚する方針だ。

検察は一部政治家たちが与野党の選挙対策委員会から受け取った資金の一部を支部党に伝達せず、借名口座などに振り込んだ事実をつかんだとされる。

検察は11日、ソウル拘置所に拘束収監されているハンナラ党の金榮馹(キム・ヨンイル)議員を呼んで、三星、SK、錦湖(クムホ)などから受けたカネをハンナラ党の支部党と現役議員などに伝えたかどうかについて調べた。

検察は、「SK秘密資金」募金に関与した疑いを受けているハンナラ党の崔燉雄(チェ・ドンウン)議員と、公金を横領した疑いを受けているハンナラ党の朴在旭(バク・ジェウク)議員が12日、裁判所に出席し、令状実質審査を受ける意向を弁護人を通じて伝えてきたことを明らかにした。裁判所は12日、両議員に対する令状実質審査を行い、逮捕状を発行するかどうかを決める。

検察は00年の総選挙から02年の大統領選挙までSKから秘密資金を受け取った与野政治家3、4人を近いうちに召喚することを検討している。検察はこれと共に、李鶴洙(イ・ハクス)三星構造調整本部長など大統領選挙資金を提供した企業家たちを今週中に召喚し、不法大統領選挙資金をハンナラ党に提供した経緯と、盧候補キャンプにも不法資金を与えたのかどうかを調べることにした。

最高検は大宇(デウ)建設の大統領選挙資金関連記録をソウル地検から送ってもらい、大宇側が与野政治家に不法大統領選挙資金を伝達した経緯について調べている。検察は1兆ウォン台の会社資金を流用した疑いで拘束されたSK会長の孫吉丞(ソン・ギルスン)容疑者が先物投資のため㈱SK会長の崔泰源(チェ・テウォン)氏名義の借名口座3つを開設して使った事実を確認し、今週中に崔氏を召喚して、先物投資に対する報告を受けたかどうかなどを調べた上で、刑事処罰の程度を決める方針だ。



丁偉用  viyonz@donga.com jefflee@donga.com