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韓国映画は一本も招待されず、北京国際映画祭

韓国映画は一本も招待されず、北京国際映画祭

Posted March. 29, 2017 08:35,   

Updated March. 29, 2017 08:35

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中国の高高度ミサイル防衛システム(THAAD)への報復は、映画にも拡大している。

来月16~23日に北京で開催される「第7回北京国際映画祭」に、韓国映画は一本も招待されなかったことが分かった。今まで、北京映画祭に韓国映画が招待されなかったり、上映されないのは、今回が初めてだ。

昨年は、韓国映画5本が上映され、俳優の李敏豪(イ・ミンホ)や金宇彬(キム・ウビン)などの韓流スターらが大勢参加し、韓国が映画祭の雰囲気をリードしたという評価も出た。

中国は昨年、「釜山行き」など、韓国映画数本の著作権を購入したが、実際に公開された映画は、一本もなかったことが分かった。中国には1年間購入する外国映画の総量を決めて、制限するスクリーンクォータ制があるが、毎年韓国映画を3、4本は公開してきたのとは対照的といえる。監督が共同参加する形の合作映画だけが数本公開されたことが分かった。

中国映画界の関係者は、「釜山行きなど、一部のヒット作が輸入されたが、上映を控えてTHAADのためスケジュールが中止となったものとみられる」と語った。映画上映や韓流ドラマの放映制限はもとより、中国テレビや新聞の芸能面でも、韓国芸能人関連情報や作品紹介がほとんど消えたのが現状だ。



具滋龍 bonhong@donga.com