Go to contents

「文大統領が従北左派に囲まれている」 米駐韓大使が与野党議員との会合で異例の発言

「文大統領が従北左派に囲まれている」 米駐韓大使が与野党議員との会合で異例の発言

Posted November. 30, 2019 09:19,   

Updated November. 30, 2019 09:19

한국어

米国のハリー・ハリス駐韓大使が、与野党の国会議員と会った席で、「文在寅(ムン・ジェイン)大統領が従北左派に囲まれているという話があるようだ」と発言していたことが分かり、論議を呼んでいる。

複数の国会関係者によると、ハリス氏は今年9月、最大野党「自由韓国党」の金学容(キム・ハクヨン)議員が会長を務める大韓民国未来革新フォーラムの与野党議員10人ほどに会った席で、このように発言したという。ハリス氏の発言に与党議員が「そのような話はやめよう」と話題を変えたと、ある参加者が伝えた。米国の駐韓大使が与野党議員に会った席で大統領の周辺人物の理念的偏向性を話題にするのは異例のこと。

4つ星将軍の米太平洋司令官(現インド・太平洋司令官)を務めた後、駐韓大使に昨年赴任したハリス氏は、在韓米軍駐留経費負担に関する特別協定(SMA)の交渉局面でも議員に会って大幅な引き上げを求める発言を繰り返し、「非外交的」という懸念を生んだ。

ハリス氏の発言について、駐韓米国大使館の報道担当は、「非公開で行われた外交関連の面談についてコメントしない」とし、「面談前に合意された(対話が非公開という)原則を順守する」と述べた。


趙東住 djc@donga.com · 韓基渽 record@donga.com