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英総選挙、「ブレグジット論争疲れ」で与党圧勝

英総選挙、「ブレグジット論争疲れ」で与党圧勝

Posted December. 14, 2019 08:13,   

Updated December. 14, 2019 08:13

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12日(現地時間)の英国の総選挙で、与党保守党が下院650議席の過半数(326議席)より40議席以上を確保する圧勝を収めた。サッチャー元首相が率いた1987年の選挙で獲得した376議席以来の最高の勝利だと、BBCなどが伝えた。ジョンソン首相が主張した通り、英国は来年1月31日に欧州連合(EU)から離脱することになりそうだ。

同日午後10時(韓国時間13日午前5時)の投票締め切り直後に発表された出口調査で、保守党は368議席を獲得し、過半数を42議席も上回った。16年6月から3年半続いたEU離脱の混乱と労働党の曖昧な態度に疲れた有権者が、政権与党に票を入れたとみえる。最大野党の労働党は、50議席近く減らして191議席、スコットランド国民党(SNP)は55議席、自由民主党は13議席獲得するとみられている。保守党はクリスマス前に新しいEU離脱合意案を新しい議会で可決させると明らかにした。ジョンソン氏は出口調査の発表後、「EU離脱完遂に向けた強力な委任を受けた」と述べた。35年の選挙で154議席を獲得して以来84年ぶりに最悪の敗北となった労働党のコービン党首は辞任を示唆した。


金潤鍾 zozo@donga.com