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安倍氏、韓国政府の海外就職博覧会見直し動きに「韓国学生が困るのでは」

安倍氏、韓国政府の海外就職博覧会見直し動きに「韓国学生が困るのでは」

Posted August. 19, 2019 10:11,   

Updated August. 19, 2019 10:11

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日本企業が大挙参加する海外就職博覧会を韓国政府が再検討していることをめぐって、安倍晋三首相が「そんなことをするなら韓国の学生が困るのではないか」と話したことが分かった。

河村建夫・日韓議員連盟幹事長は17日、毎日新聞とのインタビューで、「14日、山口県の空港で安倍首相と会った。韓国政府が9月の海外就職博覧会を全面的に再検討するという話が話題になった」と話した。そして、「安倍首相がそんなことをするなら、韓国の学生が困るのではないかと逆に心配した」と伝えた。河村氏は、安倍氏が「心配した」と表現したが、安倍氏の発言は交流中止が韓国に悪影響を与えるという点を強調したものとみえる。

河村氏はインタビューで、「子どもたちの交流や航空便の運休、観光客の減少など影響がすでに出始めている。互いに報復を続ければ、両国関係は泥沼から抜け出すことはできない」とし、「9月に東京で開かれる日韓、韓日議員連盟の合同総会は予定通りに開かれなければならない」と付け加えた。

この博覧会は来月24日と26日、ソウルと釜山(プサン)で開かれる「グローバル雇用フェア」を意味する。韓国雇用労働部は、日本の貿易報復措置により、例年のように日本企業を多く参加させることは無理と考え、日本企業の割合を減らすなど代案を検討している。


東京=パク・ヒョンジュン特派員 lovesong@donga.com