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中国の大手保険会社が北朝鮮と旅行者保険契約、北朝鮮観光を本格的に拡大

中国の大手保険会社が北朝鮮と旅行者保険契約、北朝鮮観光を本格的に拡大

Posted July. 16, 2019 09:54,   

Updated July. 16, 2019 09:54

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中国の大手保険会社と北朝鮮当局が、北朝鮮を観光する中国人について初めて旅行者保険を適用するなど、中国の対北朝鮮観光が大幅に拡大されることが、15日分かった。また、北京市が平壌に経済事務所を設置する予定であり、習近平中国国家主席の先月訪朝後、中朝経済協力が本格化しているという評価が出ている。

中国のとある対北朝鮮消息筋は同日、「中国大手保険会社A企業の関係者と投資企業の関係者など、約40人が15日、北朝鮮を訪問した」とし、「彼らは、北朝鮮当局と中国人観光客のための国際的レベルの旅行者保険の適用契約を交わすだろう」と伝えた。A企業は昨年、米経済誌フォーチュンが選んだ世界500大企業に含まれる会社だ。

この消息筋は、中朝国境地帯である東北3省の遼寧省、吉林省、黑龍江省が、対北投資と協力を協議するために平壌を訪問する中国企業を支援する経済事務所をすでに平壌に設置したと伝えた。それとともに、北京市も追加で平壌に経済事務所を設立すると付け加えた。

中朝両国が旅行者保険を適用し、経済事務所を開設することは、国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁対象でない観光インフラ投資を中心に中朝経済協力を大幅に拡大するというシグナルとみられる。


北京=ユン・ワンジュン特派員、クォン・オヒョク特派員 zeitung@donga.com·