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世界的なコンサート、自宅で無料でお楽しみください

世界的なコンサート、自宅で無料でお楽しみください

Posted March. 18, 2020 08:10,   

Updated March. 18, 2020 08:10

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今学期、ドイツのボン大学で交換学生のコースを履修するユ某氏(22)は、開講が延期され、店も営業を中止すると、相当落ち込んでいた。ニュースを検索して、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のオンライン鑑賞サイトであるデジタルコンサートホール(DCH=digitalconcerthall.com)が、無料サービスを提供することを知った。ユ氏は、「コンサートを見て、国内大学音楽サークルのメンバーとメッセンジャーで感想を共有しながら、日常の活気を取り戻した」と話した。

新型コロナウイルス感染症の影響で運営を中止する世界一流の公演会場が、世界を相手に無料のオンラインサービスを提供している。ベルリンフィルのDCHは、31日までウェブサイトを無料で公開する。アクセスのユーザー名の代わりに「BERLINPHIL」を入力すればいい。1960年代の首席指揮者・ヘルベルト・フォン・カラヤンが指揮した映像から最新の映像まで、数百本のコンサートやドキュメンタリーに会うことができる。

これに先立って、ニューヨークメトロポリタンオペラ(metopera.org)は、毎日、1本の公演を提供する「ナイトレイ・メット・オペラ・ストリームス(Nightly MET opera streams)」サービスを、15日開始した。米東部時間で、毎日午後7時半(韓国時間では翌日午前8時半)から20時間、無料で鑑賞できる。現地時間で、18日はヴェルディの「イル・トロヴァトーレ」、19日はヴェルディの「椿姫」、20日はドニゼッティの「連隊の娘」などが続く。

中欧を代表するウィーン国立オペラ(wiener-staatsoper.at)も、無料公演映像サービスを開始した。公演の長さに応じて、中欧時間で午後7時または5時(韓国時間は翌日午前3時または1時)から、ワーグナーとプッチーニなどのオペラ映像を24時間無料で提供する。


ユ・ユンジョン記者 gustav@donga.com