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ウォルジュ僧侶、「仏教文化財は韓国伝統文化のルーツ」

ウォルジュ僧侶、「仏教文化財は韓国伝統文化のルーツ」

Posted July. 31, 2019 09:25,   

Updated July. 31, 2019 09:25

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「仏教文化は、韓国の伝統と歴史の中で大きな部分を占めている。政府と仏教界が一致協力してよく保存し、育成していこう」

朴良雨(パク・ヤンウ)文化体育観光部長官が29日、大韓仏教曹渓宗(チョゲジョン)第17教区の本寺である全羅北道金堤市(チョンラブクド・キムジェシ)の金山寺(クムサンサ)を訪問して、元曹渓宗総務院長であるウォルジュ僧侶を表敬訪問した。

朴長官は同日、金山寺の住職であるソンウ僧侶の案内で、国宝第62号の弥勒殿と宝物第26号の方等戒壇などの仏教文化財を見て回った。その後、ウォルジュ僧侶と一緒に雷默處英(ネムクチョヨン)記念館で開かれている「地球村共生回15周年特別展」も観覧した。朴長官は芳名録に、「ウォルジュ僧侶の韓国仏教の発展と民主化、そして慈悲行など、社会のあちこちに与えた功績と教えを肝に銘じたい」と感想を残した。

ウォルジュ僧侶は歓談で、特に仏教文化財に対する政府レベルの関心を呼びかけた。「仏教文化財は、単なる宗教的レベルを超えて、韓国伝統文化に深く根を下ろしただけに、より体系的な管理が必要だ」という趣旨だった。朴長官はこれに深い共感を示し、同行した鄭在淑(チョン・ジェスク)文化財庁長も、「政府レベルでより積極的に乗り出したい」と応えたことが分かった。

ウォルジュ僧侶はまた、海外観光客も大きな関心を示すテンプルステイの活性化についても言及した。金山寺がテンプルステイの模範事例に選ばれたことを強調しながら、観光においても重要だと説明した。同日同席したイ・ウソン文化観光体育部宗務室長は、「複数の徳談と要請を交わすなど、非常に良い雰囲気での歓談だった」とし、「仏教文化の発展のために一緒に力を合わせていきたい」と説明した。


丁陽煥 ray@donga.com