４年前の悔しい思いを米国で晴らした。コ・ジンヨン（２３＝ハイト真露、写真）が米女子ツアー（ＬＰＧＡ）の新人賞を事実上確定した。１９９８年のパク・セリ以来、ＬＰＧＡツアーで新人賞を受賞する１２人目の韓国人選手になった。２０１５年のキム・セヨン、２０１６年の田仁智（チョン・インジ）、２０１７年の朴城炫（パク・ソンヒョン）に次ぐ４年連続の快挙だ。コ・ジンヨンは２０１４年に韓国女子プロゴルフ（ＫＬＰＧＡ）ツアーにデビューした時は、ペク・ギュジョンにわずか９０点遅れて一生に一度だけの栄光に手が届かなかった。
２１日に終わったビュイックＬＰＧＡ上海で１３位だったコ・ジンヨンの現在の新人賞ポイントは１１３７点。新人賞ポイントランキング２位のジョージア・ホール（イングランド＝７５４点）とは３８３点差だ。今季に４大会を残している状況下でホールが全大会で優勝する場合は大会当り１５０点ずつ計６００点を獲得できるが、ホールは向う３週間で台湾、日本、中国で開催される大会にすべて不参加する計画だ。ＬＰＧＡツアーのホームページは、「ホールが（米国フロリダで開催される）ツアー選手権だけに参戦する予定だ」と明らかにした。ランキング３位の中国のリュウ・ユーは４９４点で、残り大会で全優勝しても逆転は不可能だ。これでコ・ジンヨンは、昨年に米国進出の計画を公表する際に目標に掲げたツアー１勝と新人賞を同時に達成することになった。
今年２月、ツアー史上６７年ぶりにデビュー戦（ＩＳＰＳハンダ・女子豪州オープン）を優勝で飾りスポットライトを浴びたコ・ジンヨンは、その後の新人王争いでリードを逃すことがなかった。コ・ジンヨンは現在、パーオン率（７７．４％）１位、平均ストリーク（６９．５９８）２位に立っている。
姜泓求 windup@donga.com
About Dong-A Ilbo