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龍飛御天歌の新しい木版本をハングルの日を控えて公開

龍飛御天歌の新しい木版本をハングルの日を控えて公開

Posted October. 05, 2018 08:32,   

Updated October. 05, 2018 08:32

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第572周年のハングルの日(9日)を控えて、ハングルで書かれた最古の文献である「龍飛御天歌」の新しい木版本が公開された。

韓国国学振興院は、朝鮮初期の16世紀に出版された「龍飛御天歌」初刊本の後刷本を、慶尚北道永川市(キョンサンブクド・ヨンチョンシ)のとある一族から寄託を受けたと、4日明らかにした。後刷本は、初刊本が出版(1447年)された後、一定の時間が経過後、同じ木版で印刷した本だ。今回公開された龍飛御天歌は、全10巻で5本のうち2番目の本である巻3、4に相当する。古文献は2冊を1本に分類する。

朝鮮初期の楽章文学を代表する龍飛御天歌は、太祖・李成桂(イ・ソンゲ)の4代祖である穆祖(モクジョ)から 太宗に至るまでの6代祖と中国歴代帝王の史跡を詠んだ歌に注釈を付けたものだ。鄭麟趾(チョン・インジ)、安止(アン・ジ)、權踶(クォン・ジェ)などが作り、成三問(ソン・サンムン)、朴彭年(パク・ペンニョン)、李塏(イ・ゲ)などが注釈を付けた。本の伝来過程がはっきりしており、15世紀の国語学と書誌学の研究で価値が高いと評価される。

韓国国学振興院は、「従来宝物(第1463号)に指定された龍飛御天歌の版本が部分的に損なわれているのと違って、保存状態が非常に良好である」とし、「国家指定文化財に申請する計画だ」と明らかにした。


柳原模 onemore@donga.com