３３歳のロナウド、体年齢は２０歳

サッカーの「スーパースター」クリスティアーノ・ロナウド（３３＝ポルトガル）の時間は逆回りしているようだ。

最近イタリアリーグ・セリエＡ、ユベントスに移籍したロナウドの肉体年齢が実際の年齢より１３歳若い２０歳であることが分かった。英紙ミラーが２４日報じたところによると、ユベントスのメディカルテストで測定した結果、ロナウドの肉体年齢は２０歳だという。昨季にスペインリーグのレアル・マドリードで活躍した時（肉体年齢２３歳）よりさらに若くなっているのだ。

数々の数値も平均を上回った。報告書によると、ロナウドの体脂肪率は７％で、プロサッカー選手平均（約１０％）より３％少なかった。逆に筋肉量は５０％で選手平均（４６％）より４％高かった。同紙は、「ロナウドがワールドカップ（Ｗ杯）で記録した最高スピードは時速３３．９３ｋｍで、Ｗ杯でプレーしたどの選手より早かった。信じられない」と報じた。

秘訣は、徹底した体の管理にある。ロナウドは１０年以上にわたってチーム練習以外にも１日３、４時間、週に少なくとも５回以上ずつ、敏しょう性や持久力、スピードなどを鍛える筋トレをしてきた。このため、３３歳という決して若くない年齢にも、技量が衰えないと評価されている。ロナウドは、ロシアＷ杯グループリーグのスペイン戦でハットトリックを達成し、Ｗ杯史上ハットを記録した最高齢選手（３３歳１３０日）になった。自ら「チームを移しても、相変わらず自分が世界最高であることを証明してみせる」と意気込んでいる。

ロナウドの加入にファンはもちろん選手たちも刺激を受けている。イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドに所属するポール・ポグバ（２５＝フランス）もユベントスへの復帰したい意向を示しているという。海外メディアは、これを「ロナウド効果」と分析している。


姜泓求 windup@donga.com