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私が史上最強の傭兵打者

Posted June. 04, 2004 22:54,   

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プロ野球で外国人選手の占める比重は大きい。でも、彼らがタイトル・ホルダーになるのは夢のまた夢だ。特に、相手投手の集中牽制を受ける外国人打者が打撃先頭に上がるのはもっと難しい。

実際に、1998年度に傭兵制が初導入されて以来、打撃タイトルを獲得した選手は2名しかいない。「コリアン・ドリーム」の元祖である斗山(ドュサン)のウッズがデビュー初年度の1998年、本塁打と打点の2冠王に上がりながら最優秀選手(MVP)まで手にしたのに続き、01年、打点王を占めたことがあり、ロッテの「輸入カモメ」ホセが01年、長打力と出塁率の2冠王になっただけだった。

このため、ウッズとホセは韓国を去った現在も、史上最高の傭兵デュオとしてファンの記憶に残っている。

しかし、今年に入ってからは、彼らを凌ぐ第3の傭兵打者が猛烈な活躍を繰り広げており、目を引く。

現代(ヒョンデ)のブルンバ(30)が主人公。昨年シーズンの途中に退出させられたフランクリンの代打として、一歩遅れて韓国の地を踏んで、韓国シリーズMVPになった彼は、その勢いを生かして今年は、3日現在、3大メージャー・タイトル(トリプル・クラウン)である打率(0.361)、本塁打(20個)、打点(52)に長打力(0.712)まで、打撃4部門で先頭を走っている。ブルンバがトリプル・クラウンに上がったら、1984年、三星(サムスン)の李万洙(イ・マンス)以来、20年ぶりであると同時に、プロ野球通算2二番目となる。

ブルンバはまた、安打(69個)では第1位グループに1個の差で第3位、出塁率(0.463)は韓火(ハンファ)のデービスに0.001の差で追撃して第2位、得点(42)は第4位に上がり、盗塁(4個)を除いた打撃7冠王に挑戦状を投げている。

しかし、ブルンバは最近の9試合だけで13個の四球を得るなど、四球でもトップ(38個)を走るぐらい、相手投手陣の熾烈な牽制に苦しんでいるのが変数だ。第3のコリアン・ドリームを夢見るブルンバの勢いがいつまで続くのか、熱い関心が寄せられている。



張桓壽 zangpabo@donga.com