Go to contents

孫興民、来週にも練習場に復帰か 英紙が手術後の近況伝える

孫興民、来週にも練習場に復帰か 英紙が手術後の近況伝える

Posted March. 16, 2020 07:52,   

Updated March. 16, 2020 07:52

한국어

「ファンの皆さんの応援のお陰で無事手術を終えてリハビリに励んエいます。まもなく競技場でお会いできるよう頑張ります」

負傷後始めてグラウンド復帰への意欲を直接伝えた孫興民(ソン・フンミン=28、トッテナム・ホットスパー、写真)は手術した右手ではなく左手を振った。スマイルボーイは厳しいリハビリについても「声援と応援を送ってくれたファンの皆さんに感謝する」と笑顔で答えた。

孫興民は先月16日、アストン・ヴィラとのプレミアリーグ試合で右腕の前腕橈骨を骨折し、先月21日、韓国で手術を受けた。今月初めロンドンに戻った孫興民は14日、大韓サッカー協会のインスタグラムで近況を伝えた。

韓国はじめ世界が新型コロナウィルスの感染拡大に苦しんでいる中、孫興民は最近、国際NGOグッドネーバーズや希望ブリッジ全国災害救護協会に1億ウォンずつ計2億ウォンを寄付した。孫興民は、「多くの方の心を一つにして困難を乗り越えてもらいたい」と話した。

孫興民は最近、大韓サッカー協会が運営するKFANメンバーシップ会員を対象に行ったアンケートで、「ホワイトデー(14日)にキャンディーをもらいたい選手1位」に選ばれ、ファン向けの動画を撮影した。孫興民は、「1位になったことは嬉しいけど恥ずかしい。もっと努力する選手になりたい」と語った。

リハビリ中の孫興民は、順調に回復しているという。英紙イブニングスタンダードは「孫興民が16日、トッテナム練習場に復帰する予定だ。トッテナムは(コロナウィルス感染)症状を見せる選手がいなので、いつも通りの練習プランを組んでいる」と報じた。同紙によると、コロナウィルス感染症が疑われたトッテナムの職員が検査を受けたが陰性反応を示した。孫興民は激しく体をぶつけ合うメニューの場合、負傷再発の恐れがあり、リハビリと軽いランニングなどを行うとみられる。

トッテナムは孫興民の離脱後の6試合で未勝利(2分け4敗)の沼に陥り、欧州チャンピオンズリーグ(CL)とイングランド・サッカー協会(FA)カップで敗退した。プレミアリーグ順位も8位まで落ちたが、英国国内のコロナウィルスの感染拡大でリーグが中止(来月3日再開)され、沈んでいるチームの雰囲気を一新させる機会を得た。来月に負傷者たちが復帰する可能性が出てきたからだ。イブニングスタンダードは、「FWハリー・ケイン(ハムストリング負傷)も来月初めには完璧な体調でピッチに復帰することを目指している。ジョゼ・モウリーニョ監督は、孫興民とケインの4月復帰可能性を予測している」と伝えた。


鄭允喆 trigger@donga.com