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孫興民抜けたトッテナム、欧州CL敗退

Posted March. 12, 2020 08:23,   

Updated March. 12, 2020 08:23

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孫興民(ソン・フンミン=28、写真)はいつ頃ピッチに戻ることができるだろうか。

英国メディアなどによると、4月までは難しそうだ。孫興民は先月16日、英国バーミンガムで行われたアストン・ヴィラとのプレミアリーグ試合で右前腕の橈骨を怪我した。いーブニングスタンダードは最近、「孫興民がロンドンの自宅で自主隔離中」だと報じたが、孫興民側の関係者は「英国政府の指針などによると、自主隔離の対象となるのは大邱(テグ)や慶尚北道(キョンサンブクト)の清道郡(チョンドグン)と慶山(キョンサン)市に滞在してから英国入りした人だ。孫興民は、これらの地域とは関係ないため、自主隔離の対象ではない。リハビリと回復に時間がかかるため、チーム練習には合流していないのだ」と話した。

孫興民が離脱している間、トッテナムが墜落している。孫興民が右手を骨折しながらも2ゴールを奪い、3-2の勝利をけん引したヴィラ戦を最後に、6試合で1勝も挙げられず2分け4敗と絶不調だ。5得点を挙げる間11ゴールを許した。

トッテナムは11日、ドイツ・ライプツィヒのレッドブルアレーナでRBライプツィヒで行われたライプツィヒとの欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第2戦で0-3で完敗を喫した。トッテナムは昨季に1882年のクラブ創設以来初めて欧州CL決勝に進出した。当時、孫興民は強豪マンチェスター・シティとの準々決勝第2戦で3ゴールを奪うなど大活躍した。

トッテナムは11日現在、プレミアリーグ9位だ。まだ9試合を残しているとは言え、今のペースなら来季は欧州CL出場さえも望めない。トッテナムはハリー・ケイン(ハムストリング)、孫興民(腕)に続いてムサ・シソコ(膝)、ステーフェン・ベルフワイン(足首)まで負傷で離脱している状態だ。ジョゼ・モウリーニョ監督は、欧州CL敗退が決まった後「試合を重ねる度に数ヵ月のリハビリを必要とする負傷者が出ている。こういう状況で耐えられる監督がいるとは思えない」と話した。

一方、李康仁(イ・ガンイン=19)のバレンシア(スペイン)は11日、ホームで行われたアタランタ(イタリア)との欧州CL決勝トーナメント1回戦第2戦で3-4で敗れた。第1戦で1-4で敗れたバレンシアは2戦合計4-8で敗退した。李康仁は同日、ベンチメンバーになを連ねたが、出場はなかった。


李承鍵 why@donga.com · 鄭允喆 trigger@donga.com