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北朝鮮、東海に短距離飛翔体3発...金正恩氏の親書5日後に再び挑発

北朝鮮、東海に短距離飛翔体3発...金正恩氏の親書5日後に再び挑発

Posted March. 10, 2020 07:56,   

Updated March. 10, 2020 07:56

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北朝鮮が9日、咸鏡南道宣徳(ハムギョンナムド・ソンドク)付近から超大型放射砲(KN25)と推定される短距離飛翔体3発を東海(トンヘ・日本海)に向けて発射した。1週間前の2日にも、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が参観して江原道元山(カンウォンド・ウォンサン)から超大型放射砲を発射している。正恩氏が大統領府に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡散を慰労する内容の親書を送って5日後に武力示威に出た背景が注目される。

 

軍によると、9日午前7時36分頃、移動式発射台(TEL)で飛翔体3発が北東方向の東海に向けて発射された。飛行距離は約200キロ、高度は約50キロと探知された。軍関係者は、「超大型放射砲の連続発射能力と正確性をテストしたと推定される」と明らかにした。軍は、北朝鮮が冬季訓練の一環として短距離飛翔体を含む240・300ミリなどの数種類の放射砲を動員して合同攻撃訓練を実施したと見て、「9・19南北軍事合意の精神に反する行為」だと強い遺憾の意を示した。


ユン・サンホ記者 パク・ヒョモク記者 tree624@donga.com