出場機会与えられない奇誠庸、今冬にニューカッスル退団か

「これからは所属クラブでベストを尽くし、ファンの期待に応えたい」

今年１月、奇誠庸（キ・ソンヨン＝３０、ニューカッスル、写真）は、この一言を残して代表を引退した。しかし、この時の予想とは裏腹に、クラブでの生活は苦境が続いた。奇誠庸は今年７月、自身を獲得したラファエル・ベニテス監督が大連一方（中国）に就任し、スティーブ・ブルース氏が後任に就任してから、主力から完全に外された。

イングランド・プレミアリーグ（ＥＰＬ）のニューカッスルは２６日、アストン・ビラと第１３節（０－２で敗れる）を行ったが、奇誠庸はエントリー（１８人）から除外された。９月３０日のレスター・シティ戦以来６試合連続のエントリー除外だ。若くて運動量豊富なＭＦを好むブルース監督は、スピードの落ちる奇誠庸に機会を与えていない。今季に奇誠庸はＥＰＬ３試合に出場したが、スタメンは１試合だけだった。

英国メディアは、奇誠庸が近く退団するだろうと予測している。英国のサッカーメディア「フットボールインサイダー」は、「ニューカッスルは今冬の移籍市場に奇誠庸を出す計画だ」と報じた。


鄭允喆 trigger@donga.com