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韓・ASEAN「韓半島非核化協力」共同ビジョン

韓・ASEAN「韓半島非核化協力」共同ビジョン

Posted November. 27, 2019 08:48,   

Updated November. 27, 2019 08:48

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釜山(プサン)で開かれた韓国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の特別首脳会議が26日、閉幕した。韓国とASEAN10ヵ国の首脳は、人中心の共同体、共生繁栄の革新共同体、平和な東アジア共同体という3大青写真を盛り込んだ共同報道発表を採択した。特に、各国首脳は自由貿易の必要性を強調した。

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は同日、「韓-ASEAN自由貿易に基づいて共生繁栄の革新共同体に進む」とし、「1100万人を超える韓-ASEANの人的交流がより自由に拡大するようビザ制度の簡素化、航空自由化など各種制度の改善を推進する」と明らかにした。

採択された共同ビジョンと共同報道発表にも、韓-ASEAN経済協力案が盛り込まれた。韓国とASEANの首脳は、「域内貿易と投資を活性化し、あらゆる形態の保護貿易主義に反対する」考えを再確認した。また、各国首脳は、「韓国とASEANは域内の包括的経済パートナー協定(RCEP)の協定合意を歓迎し、韓-ASEAN自由貿易協定(FTA)を土台に自由貿易を守ることで一致した」と明らかにした。

韓半島を含むアジア地域の平和構築についても各国首脳は意見をまとめた。文大統領は共同報道発表で、「ASEANは韓半島の完全な非核化と恒久的平和構築に向けてASEAN地域安保フォーラム(ARF)などASEAN主導の地域協議体を活用し、韓半島の平和・安定に向けて協力していく」と強調した。文大統領と各国首脳は同日、韓半島平和を主題にした昼食会を行った。

同日、ミャンマー、ラオスの首脳と会談を行った文大統領は、27日にはメコン川流域国家のミャンマー、ラオス、タイ、ベトナムが参加する韓国-メコン首脳会議を開催する。


韓相準 alwaysj@donga.com