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「ギャラクシーS10効果」 日本スマホ市場で三星が6年ぶり最高のシェア

「ギャラクシーS10効果」 日本スマホ市場で三星が6年ぶり最高のシェア

Posted August. 27, 2019 08:18,   

Updated August. 27, 2019 08:18

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三星(サムスン)電子が第2四半期に日本のスマートフォン市場で6年ぶりに最も高いシェア(9.8%)を記録した。

26日、市場調査会社ストラテジー・アナリティクス(SA)によると、三星電子は第2四半期に日本市場でスマートフォン60万台を出荷した。9.8%のシェアで、アップル(50.8%)に次ぎ2位を記録したのだ。これは昨年同期(8.8%)より1.0ポイント上昇した数値で、2013年半ば以来高い水準のシェアだ。

三星電子は、2013年半ばまでは日本市場で10%のシェアを維持したが、2014年(5.6%)から下落し、2016年(3.4%)に底についた。しかし、昨年(6.4%)からプレミアムモデルを中心に持ち直し、今年第2四半期に10%台に迫ったのだ。スマートフォン業界の関係者は、「ギャラクシーS10など、最近発売されたモデルが日本で良い反応を得て、名声を取り戻している」と語った。

日本市場では、3位のシャープ(7.2%)、4位のソニー(7.0%)などの日本企業が三星電子の後を追いかけている。中国のファーウェイは、昨年同期(5.9%)より大幅にシェアが下落し、3.3%で5位にとどまった。業界の関係者は、「ファーウェイは米国に次いで日本でも低迷している。中低価格商品では競争が難しいことを示している」と説明した。

今後、三星電子はギャラクシーノート10などのプレミアムモデルを中心に、日本市場を攻略する計画だ。三星電子は今年3月、世界のギャラクシー広報館の中では最大規模である「ギャラクシー原宿」をオープンした。7月は2020年の東京オリンピックを記念して、ギャラクシーS10のオリンピックエディションを発売した。財界の関係者は、「日本は2020年の東京オリンピックを控えて、本格的に第5世代(5G)ネットワーク事業が拡大される予定であり、ギャラクシーシリーズの興行に前向きな影響を与えるだろう」と語った。


柳根亨 noel@donga.com