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飲酒運転摘発バス会社、減車命令

Posted July. 10, 2019 08:29,   

Updated July. 10, 2019 08:29

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先月、運転手が勤務中に飲酒運転をして摘発された市内バス会社に、成果利潤の削減と減車命令など強力な行政処分が下される。

9日、ソウル市によると、市は、飲酒測定管理台帳や防犯カメラの映像などを確認した結果、会社側が運転手の飲酒確認および管理を疎かにしていたことを確認した。会社側がすべての運転手を対象に飲酒の有無を確認して管理台帳を作成し、1年間保管しなければならないが、先月20日に現場を点検した結果、実施されていなかった。

このバス会社の運転手A氏は先月12日午前4時40分、松坡区(ソンパク)の車庫から江南区狎鴎亭洞(カンナムク・アプクジョンドン)まで約10キロを泥酔状態で約50分間運転し、警察に摘発された

ソウル市はすでに確保した資料を基に今月中に事情聴取など関連手続きを踏み、このバス会社に対する懲戒の程度を決める方針だ。市によると、運行バスを減らす減車命令の可能性が高いという。運行バスを減らせば、バス会社の売上げ、収益などに影響を及ぼすことになる。

また、ソウル市は今年、市内バス評価で、この会社に飲酒運転(150点)、飲酒管理および報告不備(60)などで210点を減点する計画だ。市内バス評価(総2千点)から210点が減点されれば、この会社は成果利潤を全く受けることができない。市内バス会社が、ソウル市から受ける成果利潤は年間約3億~4億ウォン。

ソウル市は、今回の事件を機に全市内バス会社に飲酒運転に関する職員の再教育を実施し、管理・監督を強化するよう要請した。また、旅客自動車運輸事業法で事業者に対する飲酒運転処罰条項を強化するよう国土交通部に建議する予定だ。チ・ウソン・ソウル市バス政策課長は、「バス会社が平素から運転手の飲酒運転の管理・監督を徹底するよう抜き打ち点検や事業改善命令、評価点数の減点などの措置をとる」と話した。


キム・ハギョン記者 whatsup@donga.com