Go to contents

モネの名画「積みわら」、過去最高額1316億ウォンで落札

モネの名画「積みわら」、過去最高額1316億ウォンで落札

Posted May. 16, 2019 07:50,   

Updated May. 16, 2019 07:50

한국어

フランスの印象派画家クロード・モネ(1840~1926)の代表作「積みわら」(写真)が印象派の作品としては過去最高額で売れた。美術品のオークション会社サザビーズは14日(現地時間)、米ニューヨークで開催されたオークションで「積みわら」が1億1070万ドル(約1316億ウォン)で落札されたと発表した。

ニューヨークタイムズ(NYT)によると、オークションは、少なくとも6人が応札して8分間行われ、予想落札価格5500万ドルの2倍を超える価格で身分不詳の女性に売られた。今回の落札価格は、これまでのモネの作品の中では最も高く、サザビーズオークションの落札価格基準でも上位10位以内に入ると、外信は伝えた。過去最高落札価格は、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン・アール=サウード皇太子が2017年、4億5000万ドルで購入したイタリアの画家レオナルド・ダ・ヴィンチの「サルバトール・ムンディ」だ。

積みわらは、モネが1890、91年にフランス・ノルマンディーのジヴェルニーの自宅に滞在していた当時、冬に作業した連作作品で計25点がある。夕暮れ時に収穫を終えた野原に、円錐形に積もった積みわらが描かれており、同じものを、他の季節、天候、視点など複数回描いた。今回売れた作品は連作の中でも、鮮やかな色と複数の方向から中央に集まる斜線式筆使い、独特の遠近法など、他の作品と区別される。


任寶美 bom@donga.com