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ソウル都心のホテルが駅周辺の青年住宅に変身

ソウル都心のホテルが駅周辺の青年住宅に変身

Posted May. 09, 2019 08:55,   

Updated May. 09, 2019 08:55

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ソウル都心の観光ホテルが、駅周辺の青年住宅に初めて変わる。

ソウル市は8日、ソウル鍾路区(チョンノグ)の地下鉄1号線の東廟(トンミョ)駅周辺のベニキアホテルの客室238室を青年住宅に変える都市管理計画変更決定を9日公示すると明らかにした。

地上18階地下3階(延べ面積9516平方メートル)のベニキアホテルは、2015年12月15日に観光ホテルとして建てられ、運営された。事業主は昨年末、このホテルを青年住宅に用途変更する内容の事業計画書をソウル市に出した。これに先立ってソウル市は昨年12月、住宅供給の革新案を発表し、都心の空き部屋やオフィスを住居用途に転換して、青年や新婚夫婦に供給する方針を明らかにした。

ホテルの客室238室のうち、部屋やリビングルームの備わったスイート2室は、新婚夫婦のための住宅に変わり、残りは会社員や大学生のための一人世帯の住宅に造成される。各住宅の面積は16〜43平方メートル規模だ。地下1階と2階、地上2階にはジムやブックカフェのような共同利用私設が作られる。青年住宅の改造費用は事業主が負担する。事業主は、青年住宅238棟のうち207棟を賃貸する権利を持つことになる。

事業主が鍾路区に用途変更の申請を終えて下半期に着工すれば、9月に入居者募集公告を出した後、来年1月に入居を開始するとみられる。


ホン・ソクホ記者 will@donga.com