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OECD、韓国の成長率予測を「2.2→2.6%」に上方修正

OECD、韓国の成長率予測を「2.2→2.6%」に上方修正

Posted May. 03, 2024 08:58,   

Updated May. 03, 2024 08:58

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経済協力開発機構(OECD)は今年、韓国の経済成長率の予測を2.2%から2.6%へと大幅に引き上げた。今年第1四半期(1~3月)の実質国内総生産(GDP)が「サプライズ成長」し、グローバル投資銀行(IB)に次いで国際機関も成長率の上方修正を本格化している。

2日、企画財政部によると、OECDは同日発表した経済予測で、韓国の今年の成長率を2.6%と予測した。2月は2.2%の成長を予想したが、3ヵ月ぶりに0.4%ポイント上昇したのだ。OECDは、韓国の輸出が好調な中、下半期(7~12月)からは内需も回復すると予想した。

大統領政策室の成太胤(ソン・テユン)室長は同日、経済懸案関連のブリーフィングで、「半導体など主要産業の業況好調と、予想より良好な内需回復傾向を反映した結果だ」とし、「今年の成長率予測2.6%は、1人当りの国民所得が2万ドルを越える主要20ヶ国(G20)の中で最も高い数値だ」と話した。

これに先立って、今年第1四半期の経済成長率が市場の予想をはるかに上回った1.3%と集計され、ゴールドマンサックスをはじめとするグローバルIBは、韓国の今年の成長率の予測を2%台半ばに相次いで上方修正したことがある。しかし、専門家の間では、金利高や物価高で体感景気は依然として冷え込んでおり、内需が明確に回復したと判断するのは難しいという指摘も出ている。


金道炯 dodo@donga.com