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ネイマール欠場のブラジルが2勝で16強

ネイマール欠場のブラジルが2勝で16強

Posted November. 30, 2022 08:54,   

Updated November. 30, 2022 08:54

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「攻撃の核」ネイマール(30=パリ・サンジェルマン)の負傷で空白の中でもブラジルは決勝トーナメント進出を早くも決め、W杯通算6回目の優勝に向けて巡航した。

ブラジルは29日、カタール・ドーハのスタジアム974で行われたW杯グループリーグG組スイスとの第2戦で、後半38分、守備的MFカゼミーロ(30)の決勝ゴールで1-0の勝利を収めた。2連勝で勝ち点を「6」としたブラジルは、D組でフランスに続き、今大会2度目のグループリーグ突破を決めた。G組ではスイス(1勝1敗、勝ち点3)とセルビア、カメルーン(以上1分け1敗、勝ち点1)が残り1枠をめぐって争う。

国際サッカー連盟(FIFA)ランキング1位で「永遠の優勝候補」であるブラジルは、ネイマールが第1戦セルビア戦で足首を負傷して欠場したが、躊躇いはなかった。ボール支配率51%を記録し、世界15位のスイス(40%)を圧倒した。スイス(4本)より2倍以上多い9本のシュートを放ち、枠内シュート5本を記録し、FK(18本)とCK(8本)などセットプレーでもスイスを上回った。ただ、ゴール運が伴わなかった。

しかし、ブラジルはカゼミーロの一発でスイスの堅守を崩した。ペナルティーエリアの左を攻めていたビニシウス・ジュニオール(22=レアル・マドリード)が出したボールをアーク左にいたロドリゴ(21=R・マドリード)が短くパスすると、カゼミーロがゴールエリア左に進入し、右足アウトフロントのボレーシュートでゴールネットを割ったのだ。ボールは相手DFに当たってゴールに吸い込まれた。スイスは枠内シュートは1本もなかったが、17個のファウルを出す肉弾防御でブラジルの波状攻勢を防いだが、このゴールまで防ぐことはできなかった。

2002年韓日W杯以後、20年ぶりの優勝に挑戦するブラジルとしては、ネイマールの欠場が惜しかった。米国のスポーツ専門メディアESPNは、この日の試合について「ブラジルはネイマールがチームに提供していたクリエイティブなプレーがなかった」とし、「試合中にスイスの強固な守備をうまく崩すせなかった」と評価した。ネイマールがプレーしたセルビアとの第1戦で、ブラジルは24本のシュートのうち10本の枠内シュートを記録して2-0の完勝を収めた。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com