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文大統領、「国民の生命を脅かす、許せない」と8・15集会主導の教会と牧師を批判

文大統領、「国民の生命を脅かす、許せない」と8・15集会主導の教会と牧師を批判

Posted August. 17, 2020 08:45,   

Updated August. 17, 2020 08:45

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文在寅(ムン・ジェイン)大統領が16日、新型コロナウィルスの感染再拡大への懸念に関連し、厳しい対応方針を固めたのは、一部の集会参加者によってコロナ防疫体系が崩壊しかねないという危機意識が背景にあると受け止められる。

文大統領は同日、ソーシャルメディア(SNS)で8・15光化門(クァンファムン)集会を主導したサラン第一教会など特定参加者らを狙い、異例の強いコメントを投稿した。文大統領は「大規模な集団感染源となっている一部教会の状況は大変憂慮に堪えない」とし、「コロナウィルスの感染拡大を防ごうと全国民が長い期間を頑張って来た状況下で、国民の努力に水を差す大変非常識的な行動だ」と書いた。その上で「国の防疫システムに対する明白な挑戦であり、国民の生命を脅かす許せない行為」とし、「政府は強制手段を動員してでも、大変断固とした強い措置を取っていく」とした。自主隔離対象であるにも関わらず、光化門で大規模集会を主導した全光焄(チョン・グァンフン)牧師を狙ったものと見受けられる。

また文大統領は同日、大統領府で盧英敏(ノ・ヨンミン)大統領秘書室長主宰で開かれた「新型コロナ状況点検会議」の結果について報告を受け、「防疫守則を守らず、防疫を妨害する一切の違法行為に対しては、国民の安全保護と法治確立の見地から、厳しく処罰する」とし、厳しく対応する方針を改めて表明した。文大統領は、その上で「大変厳しい状況であり、コロナ防疫の重大なヤマ場であるので、政府は国を全力量を総動員して感染拡大の阻止に努めるべきだ」と言い、「8・15集会参加者や家族接触者は共同体の安全のために早急な自主隔離と診断検査に積極的に協力することを望む」と話した。


パク・ヒョモク記者 tree624@donga.com