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サイン盗みでメジャーキャリアが終わった、元メジャー投手がアストロズを提訴

サイン盗みでメジャーキャリアが終わった、元メジャー投手がアストロズを提訴

Posted February. 12, 2020 08:43,   

Updated February. 12, 2020 08:43

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元メジャーリーグ投手のマイク・ボルシンガー(32・写真)がサイン盗みでメジャーリーグのキャリアが終わったとしてヒューストン・アストロズを訴えた。

AP通信は11日、「ボルシンガーがヒューストン・アストロズの不正行為で被害を受けたとしてロサンゼルス高裁に同球団を訴えた」と配信した。

ボルシンガーは、トロント・ブルージェイズ所属だった2017年8月5日、ヒューストンでのアウェー戦でチームの3番手投手で4回裏の2死走者一塁の場面でマウンドに立った。その後、四球、3ラン、二塁打、四球、安打、安打、四球を与え、計4点を許しては、左翼フライでイニングを終えることができた。

この試合の後、マイナーリーグに降格されたボルシンガーは、二度とメジャーに上がれなかった。この試合で不調だったのはヒューストンのサイン盗みが原因だったとして、サイン盗みがなかったら自身のキャリアも変わっただろうと、ボルシンガー側は主張している。

メジャーリーグ事務局は、サイン盗みが発覚すると、1ヵ月にわたって調査を行い、ヒューストンが2017年に球団レベルで組織的にサインを盗んだと結論付け、懲戒処分を下した状況だ。

ボルシンガーは柳賢振(リュ・ヒョンジン=32・トロント)が2015年に肩の負傷で活躍できなかった時、ロサンゼルス・ドジャースに代替要員として加入したことがあり、韓国ファンにもお馴染みの投手だ。2018年と2019年は日本プロ野球の千葉ロッテマリーンズでプレーしたが、今年は新天地が決まらまい状態だ。


黃奎引 kini@donga.com