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グラミー賞候補から実力派インディーズまで、秋の野外音楽フェスに大挙出演

グラミー賞候補から実力派インディーズまで、秋の野外音楽フェスに大挙出演

Posted September. 23, 2022 08:56,   

Updated September. 23, 2022 08:56

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涼しい秋風とともに、多彩な野外音楽フェスティバルがファンを訪れる。10月だけで、チャラ島国際ジャズフェスティバル(チャラ島フェスティバル)、DMZピ-ストレインフェスティバル(DMZフェスティバル)、スローライフスローライブ(スラスラ2022)、グランドミントフェスティバル(GMF2022)まで、計4つのフェスティバルが予定されている。ジャズやポップス、インディーズまで、フェスティバルで披露する音楽ジャンルも多彩だ。

10月1~3日、京畿道加平郡(キョンギド・カピョングン)で開かれる第19回チャラ島フェスティバルは、韓国国内最大規模のジャズ音楽フェスティバルだ。2004年に始まったチャラ島フェスティバルは、これまで世界58ヵ国から有名なジャズミュージシャン1200チームが公演を繰り広げた。パンデミック前まで毎年10万人余りの観客を動員し、アジアを代表するジャズフェスティバルとして位置づけられた。パンデミックの影響で、2020年にはオンラインで開かれ、昨年は一日の入場客を2000人に制限して行った。

3年ぶりに正常に開催されるだけに、今年のラインナップはいつにも増して華やかだ。米グラミー賞に3回もノミネートされたインドネシア・バリ島出身のジャズピアニスト・ジョーイ・アレキサンダー、グラミー賞の「ベストボーカルアルバム」にノミネートされた米テキサス出身のジャズボーカリスト・ジャズミア・ホーン、ドイツの有名レコード会社ECMが選んだイスラエルのジャズトランペット奏者のアヴィシャイ・コーエンなどが出演する。国内ミュージシャンの中からは、フュージョンジャズブームを起こしたキム・ヒョンチョルが名を連ねた。

10月1日と2日、江原道鉄原郡(カンウォンド・チョルウォングン)の非武装地帯(DMZ)付近では、世界の音楽家たちが集まって「平和」を歌うコンセプトの音楽フェスティバル「DMZフェスティバル」が開かれる。2018年に始まったフェスティバルは、民間人統制区域内に位置する京元(キョンウォン)線の旧駅舎と月天里(ウォルジョンリ)駅一帯で開かれる。フェスティバルのメイン舞台公演者であるヘッドライナーを決めないなど、新しい試みを披露してきた。今回のフェスティバルには、しっかりしたマニアファンを保有しているイナルチ、「Car the garden」、ソウムバルグァン、イランなど25チームが出演する。

8月から10日まで、ソウル松坡区(ソンパグ)オリンピック公園の88芝生広場で開かれる第4回スラスラ2022には、海外ポップスターが一堂に会する。「2002」という歌で韓国国内音源ストリーミングサイトで1位となった英国のシンガーソングライター・アン・マリー、代表曲「Paris in the rain」をはじめとして、防弾少年団(BTS)と「WHO」「Make it right」等をコラボした米国歌手ラウブ、30ヶ国以上の音楽チャートで1位となった曲「Dance Monkey」で、2019年に彗星のように登場したオーストラリア歌手トーンズ・アンド・アイなどが出撃する。

10月22日と23日の2日間、オリンピック公園88芝生広場で開かれるGMF2022には、MZ世代(ミレニアル+Z世代)から大きな人気を集めている国内のシンガーソングライターたちが出演する。10センチ、Bolbalgan4、URBANZAKAPA、Jukjae、チョン・スンファン、メロマンス、チョン・セウンなどが観客に会う。


金哉希 jetti@donga.com