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長官官印を「コピペ偽造」、「世宗特供」不適格当選者が116人

長官官印を「コピペ偽造」、「世宗特供」不適格当選者が116人

Posted July. 06, 2022 09:26,   

Updated July. 06, 2022 09:26

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世宗市(セジョンシ)に移転する公共または民間機関の従事者を対象にした住宅特別供給(特供)を悪用した不適格当選者116人が摘発された。監査院の監査結果、特供の資格がないのに長官の官印を「コピー&ペース」で確認書を偽造したり、世宗市内の他の住宅に当選したにもかかわらず特供を進めた事例などが確認された。

監査院は5日、2010年10月から特供が廃止された昨年7月までの3ヵ月間、世宗市移転機関の従事者に特別供給された住宅2万5995戸を対象に監査した結果、不適格当選者が116人出ており、このうち76人が実際に契約したと明らかにした。

忠清南道錦山郡(チュンチョンナムド・クムサングン)の職員のA氏は、行政安全部に派遣勤務をしており、特供資格がないにもかかわらず、世宗市の特供に志願して当選した。A氏は、特供対象確認書の所属機関の欄に、元所属の錦山郡の代わりに行安部本部を書いて、行安部長官の官印を他のところから持ってきて確認書を偽造した。

世宗移転機関の特供だけに2回以上重複当選した事例は、22人に達した。その他、特供に当選すると、入居者募集公告日後に転補された特供機関から確認書を受け取った事例(19人)、重複当選禁止を破って供給契約を交わした事例(7件)、入居日後に定年退職をするが、確認書を不当に発給してもらって供給締結をした事例(1件)などもあった。


申나리 journari@donga.com