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5・18関連団体、尹大統領の「毎年記念式に出席」発言に「歓迎、見守りたい」

5・18関連団体、尹大統領の「毎年記念式に出席」発言に「歓迎、見守りたい」

Posted May. 19, 2022 08:56,   

Updated May. 19, 2022 08:56

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尹錫悅(ユン・ソクヨル)大統領が18日、第42周年の5・18民主化運動の記念式に参加し、保守政府の大統領の中では初めて「君のための行進曲」を斉唱し、記念演説を通じて5月精神を確実に継承するという意志を明らかにしたことついて、関連団体は歓迎の意を示した。

特に尹大統領が、記念式の直前に5・18関連団体と会い、「任期中に5・18記念式に毎年参加する」と明らかにしたことについて、前向きな評価が続いている。記念式の間、尹大統領のそばにいたファン・イルボン5・18民主化運動負傷者会会長は、「長官や次官をはじめ、与党の国会議員を全員連れてきて、任期中に5・18記念式に参加すると明らかにした大統領は、過去のどの政府でもなかった」とし、「尹大統領の言葉と行動から真心が感じられた」と伝えた。

尹大統領は、記念式開始直前の同日午前9時50分頃、国立5・18民主墓地の追慕館内の控室で、ファン会長とイム・ジョンス5・18功労者会会長、パク・ヘスク民主有功者遺族会長などの関係者15人に会い、約10分間話を交わした。尹大統領はこの席で、「今日はすべての大韓民国の国民が光州(クァンジュ)市民だ」とし、「5・18関連懸案を解決するよう努力する」と話したという。

イム会長も、「大統領が、任期中に記念式に参加すると言った言葉はかなり前向きだ」とし、「尹大統領が5・18の懸案を保守陣営で解決しようとしていることを高く評価する」と明らかにした。尹大統領は記念式が終わり、車に搭乗する直前、関係者たちに対し、「5月の精神を心から称えたい」と再度誓ったという。

ただ、記念演説で5・18精神を憲法前文に収録するという直接的な言及がなかったという指摘も出てきた。尹大統領は記念演説で、「5月の精神は、自由民主主義の憲法精神そのものだ」とだけ述べた。チョ・ジンテ5・18記念財団常任理事は、「尹大統領は『5・18精神は国民統合の礎』と強調し、『国民皆が光州市民』と言及したことは前向きだ」としながらも、「5・18精神の憲法前文収録について言及しなかったことは残念だ」と話した。これと関連してイム会長は、「与党は憲法前文収録賛成の立場を明らかにするだけに、今年7月に国会で関連懇談会を開く計画だ」と話した。

尹大統領の行動を見守りたいという人もいた。パク・ヘスク遺族会長は、「尹大統領は毎年記念式に参加すると言っただけに、今後見守りたい」と話した。同日、尹大統領が記念演説を読み上げている間、出席者の間からは5回も拍手が出た。名前を明らかにしなかった70代の女性は、記念式が終わった後、東亜(トンア)日報の記者と会い、「大統領なら、当然5・18記念式に参加しなければならないのではないか」とだけ明らかにした。


李亨胄 peneye09@donga.com