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港湾のコンテナ取扱量がコロナ禍以前の水準に回復

港湾のコンテナ取扱量がコロナ禍以前の水準に回復

Posted January. 24, 2022 08:33,   

Updated January. 24, 2022 08:33

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昨年、仁川(インチョン)港は開港以来最大となるコンテナ取扱の実績を記録するなど、全国主要港のコンテナの取扱量が、コロナ禍以前の水準を回復した。

23日、海洋水産部(海水部)によると、昨年に全国の貿易港で処理した港湾の取扱貨物量は計15億8071万トンで、前年(14億9925万トン)より5.4%伸びた。特に、輸出入の取扱貨物量は、世界的な景気回復により、自動車や機械類の輸出増加、鉄鉱石の輸入増加や石油製品の輸出入増加などのおかげで、2020年(12億7623万トン)比5.9%増の13億5113万トンだった。

全国港湾で処理したコンテナの取扱量は2999万7000TEUで、前年(2910万TEU)より3.1%伸びた。これは輸出入の取扱貨物量や積み替え物量の増加によるもので、コロナ禍前の2019年(2923万TEU)より2.6%伸びた。

昨年、釜山(プサン)港は前年より4.0%増の2269万TEUを処理した。昨年、仁川港は前年より2.5%増の335万TEUを処理した。仁川港オープン後の最大規模であり、中国やベトナムなどの新規航路の開設効果によるものと分析される。

海水部のイ・ミンソク港湾物流企画課長は、「コロナ禍の中でも、貿易好調によりコンテナ取扱量が伸びた」とし、「世界主要港湾の連続的な滞積により、グローバル海上物流に支障が続くものと予想されるが、障害が起きないように最善を尽くしたい」と述べた。


朴昌圭 kyu@donga.com