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ケビン・ナが逆転優勝でツアー5勝目、PGAツアー・ソニーオープン

ケビン・ナが逆転優勝でツアー5勝目、PGAツアー・ソニーオープン

Posted January. 19, 2021 07:59,   

Updated January. 19, 2021 07:59

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韓国系のケビン・ナ(ナ・サンウク=38、米国)は米男子ツアー(PGA)で2勝を挙げるのに14年がかかった。2004年にツアーデビューして以来、2011年に211戦目だったシュライナーズ小児病院オープンで感激の初勝利を飾り、2018年8月のミリタリー・トリビュートで2勝目を果たしては堪えていた涙を流した。

「待望」の代名詞だったケビン・ナが4季連続で勝利を味わった。ケビン・ナは18日、ハワイ州ホノルルのワイアラエCC(パー70)で行われたソニーオープン4日目に、6バーディー、1ボギーでスコアを5つ伸ばした。通算21アンダー259をマークし、クリス・カーク(米国)、ホアキン・ニーマン(チリ=以上20アンダー260)を1打差で抜いて逆転優勝を飾った。優勝賞金は118万8000ドル(約13億ウォン)。ツアー通算5勝目を果たしたケビン・ナは、フェデックスカップランキング10位、世界ランキングは23位に順位を上げた。

首位ブレンドン・スティール(米)に2打差の2位タイで最終ラウンドを始めたケビン・ナは、12番(パー4)でボギーを叩き首位との差が3打差まで開いた。しかし、13番から15番までの3ホールで連続バーディーを奪い、単独首位に躍り出た。そして最終18番(パー5)で3打目をピン1メートル以内に寄せてはバーディーを奪い、優勝を決めた。

ケビン・ナは、「大会前にプロアマでろっ骨をケガして棄権まで考えた。しかし同行したトレーナーのコーネル・ドリセンのお陰で大会に出場することができたが、思ってもいなかった収穫まであった」と話した。ケビン・ナは、インタビューの終わりに、韓国のファンに向かって「応援に感謝する。優勝して嬉しいし、いつか、また韓国でお目にかかりたい」と韓国語でお礼を言った。


李憲宰 uni@donga.com