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ポンペオ米国務長官「米朝首脳会談の可能性は開かれている」

ポンペオ米国務長官「米朝首脳会談の可能性は開かれている」

Posted July. 13, 2020 08:04,   

Updated July. 13, 2020 08:04

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ポンペオ米国務長官が10日(現地時間)、「米大統領選まで100日ほど残されたが、3回目の米朝首脳会談の可能性は常に開かれている」と述べた。

10日(現地時間)、米自由アジア放送(RFA)によると、ポンペオ氏は同日、フェデラリスト・ソサエティーが開催した電話会議で、北朝鮮の金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党第1副部長の談話を見たとし、北朝鮮と対話を継続するために努力していると述べた。与正氏が10日の談話で、米朝首脳会談について、「今年は行われないとみるが、誰も分からないこと」と述べたことに続き、ポンペオ氏も「可能性がある」とし、11月の米大統領選前に首脳会談を開催する余地を残したのだ。

 

ただし、ポンペオ氏は、「北朝鮮の非核化、韓半島の平和と繁栄という核心事案に進展を見ることができる実質的な機会がない限り、両首脳が会うことは何の意味もない」と述べた。また「(シンガポール会談の)合意が進展を成すよう重要な何かができてこそ、首脳会談が価値がある」とも強調した。与正氏が、「今首脳会談をすれば、誰かの自慢話に利用されるのは明らかだ」とし、米朝会談の結実について懐疑的な態度を示すと、「核心事案の進展」、「重要な何か」と発言し、具体的な合意案を導き出す可能性に触れたのだ。ポンペオ氏は前日、メディアとの電話カンファレンスでも、「どのように良い結果をもたらすことができるのかについて実質的な対話を図るために努力を続けている」と述べた。

こうした中、米国務省は、北朝鮮問題を担当するビーガン国務副長官が9~10日に訪日し、茂木敏充外相、河野太郎防衛相とそれぞれ会談を行い、「米国は北朝鮮との対話の準備ができていると強調した」と伝えた。


任寶美 bom@donga.com