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米国務次官補がワシントンの大韓帝国公館を訪問

米国務次官補がワシントンの大韓帝国公館を訪問

Posted July. 07, 2023 08:16,   

Updated July. 07, 2023 08:16

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米ワシントンのホワイトハウス近くのローガンサークルに位置する駐米大韓帝国公館。1889年、大韓帝国が海外に設立した初の外交公館であるここに、米国のダニエル・クリテンブリンク国務次官補(東アジア・太平洋担当)、マーク・ランバート国務次官補代理(東アジア・太平洋担当)など国務省首脳部が5日(現地時間)、訪れた。

この建物は、1910年の日本による韓国併合後、日本が5ドル(約6500ウォン)で強制的に購入して転売した。2012年に文化財庁と文化遺産国民信託が購入し、18年に博物館として開館した。米国務省の官僚が公館を訪れたのは初めて。

クリテンブリンク氏、ランバート氏らは、趙賢東(チョ・ヒョンドン)駐米大使の案内で、朴定陽(パク・ジョンヤン)初代駐米全権公使(駐米大使)が当時使用した執務室や展示空間などを見学した。クリテンブリンク氏は、「米韓が共に歩んできた長い歴史に感銘を受けた。米韓両国および国民の強力な絆は、今日の米韓関係を定義するものだ」と記した。

駐米韓国大使館は「同公館はワシントンの主要建物の中で19世紀の外交公館の原型を残す唯一の建物」とし、「両国が、両国関係を大切にしてきたことを象徴的に示している」と強調した。韓米同盟70年を迎え、米国の要人を引き続き大韓帝国公使館に招待すると明らかにした。


ワシントン=ムン・ビョンギ特派員 weappon@donga.com