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2度目の指揮官で優勝狙う2監督がバスケ・オールスター戦で激突

2度目の指揮官で優勝狙う2監督がバスケ・オールスター戦で激突

Posted January. 14, 2023 08:39,   

Updated January. 14, 2023 08:39

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プロ監督としての初挑戦で挫折を味わった二人が、指揮官としての2度目の挑戦で優勝を夢見ている。今季開幕を控えて就任したKGCのキム・サンシク監督(55)と現代(ヒョンデ)モービスのチョ・ドンヒョン監督(47)のことだ。両監督は15日、プロバスケットボールのオールスター戦でそれぞれ「チーム・ホ・ウン」と「チーム・イ・デソン」を率いて正面対決を繰り広げる。

開幕直後から1位の座を守っているキム氏は、2008-2009シーズンにオリオンズ監督に就任した。しかし、成績不振(9位)でシーズン終盤に自ら辞任した。チョ氏も現代モービスのコーチ歴2年目の2015年、KTの指揮を執った。3年間下位圏にとどまった末、再契約に失敗した。二人とも初のプロ監督としての挑戦で「失敗した監督」というレッテルが貼られた。

キム氏はKGCを2度のチャンピオン決定戦優勝に導いたキム・スンギ監督(51)の後任として赴任した。KGC関係者は「キム監督はオリオンズ監督時代の成績が良くなかったけど、当時はチーム状況が良くなかった」と話した。現代モービスは、18年間チームを指揮してレギュラーシーズン6回とチャンピオン決定戦で優勝を飾ったユ・ジェハク監督(60)の後任にチョ氏を指名した。モービスの関係者は、「チョ監督はつねに勤勉誠実なだ。2018年から首席コーチとして活躍し、誰よりもチームをよく知っているので適任者だと判断した」と明らかにした。

昨年、二人が監督に選任された後、他球団の監督たちは「うまくいったところで元が取れる状況だから、プレッシャーが大きいと思う」と心配そうな視線を送った。キム監督は、似たような試行錯誤を経験したチョ監督について尋ねると「同病相憐れむ気持ちを感じているのか、ということですか?」と笑いながら、「私と同じように若い時から監督をしたので、うまくやってもらいたい気持ちがある」と話した。チョ監督は「KGCのキム監督も優勝監督のキム・スンギ前監督の後任として来たので負担を感じるだろう。私も一緒だ」とし、「そして経験が豊富なのでうまくやると思った」と話した。

二人とも今シーズン優勝が目標だ。KGCは13日現在1位、現代モービスはチョ監督の双子の兄チョ・サンヒョン監督率いるLGに1ゲーム差の3位につけている。キム監督は、「1位を走っているうちに、私も選手たちも(優勝)欲が出ている」と話した。チョ監督も「開幕前はプレーオフ(PO)進出が目標だったが、選手たちがうまくやってきたので、私も今は(優勝)欲が出てきた」と語った。


任寶美 bom@donga.com