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「コロナ過怠金」江南区が最多の4737件、衿川区の190倍

「コロナ過怠金」江南区が最多の4737件、衿川区の190倍

Posted April. 05, 2022 08:39,   

Updated April. 05, 2022 08:39

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この2年間、ソウルで新型コロナウイルス感染症の防疫守則違反で摘発され、自営業者などに科された過料が計1万7000件余りに達したことが明らかになった。摘発件数は、自治区別に最大200倍近くの差があった。

4日、「国民の力」の金昭揚(キム・ソヤン)ソウル市議員がソウル市から提出受けた資料によると、コロナが広がり始めた2020年2月から今年2月にかけて、25の自治区は1万7076件の防疫守則違反を摘発し、37億6060万ウォンの罰金を科した。過料の平均額は約22万ウォンだった。

自治区別では、江南区が2年間4737件で最も多く、ソウル市全体の27.7%を占めた。江南区の関係者は、「区役所レベルで防疫を重視し、守則違反を取り締まったために摘発件数も多かったようだ」と話した。

一方、衿川区は同期間、摘発件数が25件に過ぎなかった。江南区の人口は衿川区の2.2倍で、宿泊施設や飲食店の数は3.2倍だが、摘発件数は189倍も多い。これについて、自治体の摘発や罰金の賦課基準が過度に恣意的ではないかと指摘する声があがっている。衿川区の関係者は、「自営業者もコロナ禍で苦しんでいるため、過料の代わりに行政指導を中心に取り締まりを進めてきた」と話した。


ナム・ゴンウ記者 woo@donga.com