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イ・ソクジュンに住所を渡した公務員、個人情報保護委が調査

イ・ソクジュンに住所を渡した公務員、個人情報保護委が調査

Posted January. 13, 2022 08:38,   

Updated January. 13, 2022 08:38

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身辺保護を受けていた女性の家族を殺害したイ・ソクジュン(25)容疑者が、区役所公務員から被害者の住所を受け取っていたことが明らかになる中、政府が区役所に対する調査に乗り出した。

首相室傘下の個人情報保護委員会は、12日のブリーフィングで、こうした内容を盛り込んだ「公共機関の個人情報流出関連対応方向」について発表した。個人情報保護委は同日、イ・ソクジュンに住所を渡した公務員が勤めている京畿道水原市勧善区(キョンギド・スウォンシ・クォンソング)への調査に乗り出した。個人情報保護委のチェ・ヨンジン副委員長は、「勧善区と個人情報を渡した当事者に対して厳しい措置をしたい」と明らかにした。

情報を渡した当事者である勧善区建設課公務員のA氏(40)は、個人情報保護法違反などの容疑で検察に拘束起訴されている。個人情報保護委は、調査の結果、追加違反の事項が明らかになれば、別途に告発する方針だ。個人情報保護法に違反した公共機関には、罰金も科すことができる。

個人情報保護委はまた、関係省庁とともに、公共機関の個人情報流出防止対策をまとめる予定だ。同対策には、個人情報システムへのアクセスを統制するなどの技術的措置を強化する内容と共に、個人情報を流した公務員を加重処罰するなどの対策が盛り込まれる見通しだ。個人情報保護委は同日、中央省庁や地方自治体など、全国すべての公共機関に対して個人情報管理システムを独自に点検するよう要請する公文書を送った。


サ・ジウォン記者 4g1@donga.com