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国内エコカー、今月で100万台突破の見込み

国内エコカー、今月で100万台突破の見込み

Posted July. 12, 2021 08:12,   

Updated July. 12, 2021 08:12

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韓国内のエコカー普及台数が、今月で100万台を超える見通しだ。全体登録自動車のうち、エコカーが占める割合(普及率)も4%台の突破を控えている。

11日、国土交通部の自動車登録統計によると、先月基準の国内普及エコカーは97万3515台で、昨年同期より41.2%伸びた。今年上半期(1〜6月)に入って毎月平均約2万5500台が増加し、先月だけで3万4500台が新規登録されたことを勘案すれば、今月100万台突破が有力な状況だ。2015年は0.86%に過ぎなかった国内エコカーの普及率も、先月は3.95%を超え、早ければ今月中に4%台に進入する見通しだ。

車種別ではハイブリッド車(78万5143台)が前年同期比37.6%増え、電気車(17万3147台)と水素電気車(1万5225台)はそれぞれ55.6%と98.2%急増した。

エコカーへの転換は、新車拡大や充電インフラ構築の両翼をつけて拍車がかかっているる。ジェネシスは、ブランド初の電気自動車「G80」電動化モデルを最近発表したのに続き、中小型スポーツユーティリティー車(SUV)「JW」(プロジェクト名)を第3四半期(7〜9月)に発売する予定だ。起亜(キア)は今月、初の専用電気自動車「EV6」を発売する。韓国GMは、「ボルトEV」の部分変更モデルを、双竜(サンヨン)自は初の電気自動車「コランドエモーション」の発売を控えている。

韓国輸入車協会によると、輸入車各社も現在、60種の国内エコカーモデルを、2023年までに131種へと拡大する計画だ。メルセデスベンツ・コリアは、Sクラスの電気車モデル(ザ・ニューEQS)、BMWコリアはフラッグシップ純粋電気車(iX)などを発売する予定だ。政府は、2025年までにエコカー283万台の普及を目標に、電気車充電インフラを50万基以上構築すると明らかにした。


申東秦 shine@donga.com