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ロサンゼルス近隣で銃撃事件、4人死亡

Posted April. 02, 2021 07:41,   

Updated April. 02, 2021 07:41

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米カリフォルニア州オレンジ郡にあるオフィスが入った建物で、先月31日に銃撃事件が発生し、子どもを含む4人が死亡し、5人が負傷した。容疑者と被害者に関する情報は明らかになっていない。この事件で、ジョージア州アトランタのマッサージ店、コロラド州ボルダーのスーパーマーケット銃撃事件に続き、米国で2週間に3件の銃撃事件が発生したと、米紙ロサンゼルス・タイムズが伝えた。

AP通信などによると、同日午後5時30分頃、ロサンゼルスの都心から南に約50キロ離れたオレンジ郡のあるオフィスビルで銃撃が発生したと警察に通報があった。事件が発生したところは、2階建ての建物で、保険会社、不動産、スピーチ学院、携帯電話の修理店など12の小規模事業者のオフィスがあった。

 

銃撃は建物内で始まり、その後、建物の前庭に移動して続いた。事件が発生した建物で自動車塗装店を経営するウバルド・マドリガーレさんは、「最初に約10発の銃声を聞いた。すぐに静かになると、警官が到着した。警官が来た後も、室内で銃声が聞こえた」と同紙に伝えた。

 

容疑者と駆けつけた警察官とで銃撃戦になったという。容疑者は銃に撃たれて負傷し、病院に搬送され、重体だと同紙が報じた。ただ、容疑者が警官の銃に撃たれたのか、自ら撃ったのかは不明だと、オレンジ郡警察のジェニファー・オメット広報担当が明らかにした。

オレンジ郡では、1997年に元警官による銃撃で5人が死亡した事件以降、これまで大きな銃撃事件は発生していなかった。カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事は、「恐ろしく、心が痛む。今夜の恐ろしい悲劇を経験した家族と心を共にする」と明らかにした。


チョ・ユラ記者 jyr0101@donga.com