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現職警察官が集合禁止を破って知人とギャンブル

現職警察官が集合禁止を破って知人とギャンブル

Posted February. 02, 2021 08:54,   

Updated February. 02, 2021 08:54

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釜山(プサン)で現職の警察官が、集合禁止を破って知人とギャンブルをやっている現場に出動した警察によって摘発された.

1日、釜山警察庁によると、先月30日午後9時半ごろ、112番(日本の110番に当たる)に「中区(チュング)のある店の中に多くの人が集まっているようで怪しい」という通報があった。出動した警察は、店の中でお金をかけて盛んにギャンブルをやっていた5人を摘発した。彼らの身元を調べていた警察は驚いた。このうちの1人が釜山警察庁所属のA警部補と確認されたのだ。

警察の関係者は、「A警部補を即決審判にかけて、監察調査を行っている」とし、「摘発された5人は知人関係で、同日は賭け金35万ウォン規模のギャンブルをやっていた」と明らかにした。

即決審判とは、罰金20万ウォン以下の罰金や拘留に当たる事件について、正式な刑事訴訟の手続きを経ず、裁判所に略式裁判を請求する手続きだ。

警察は、彼らの集合禁止違反の事実を該当区役所に通知した。警察関係者は、「事案の軽重を離れて、現職警察官が関係しているため、今回の事件を外部に公開することを決めた」とし、「再発防止のために厳正に措置する」と話した。

一方、釜山では先月24日、一人の警察官が泥酔状態で道路に止めてあった他人の車を盗んで、500メートルほど運転したところを現行犯で逮捕されるなど、警察の綱紀の緩みが続いている。


釜山=カン・ソンミョン記者 smkang@donga.com